2007年 5月
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2007年5月31日(木)
ミイラがいっぱい・・・
今日は、ミイラ博物館なるものに行ってきた。
100体以上のミイラが収容されているらしく、観光客もかなり多かった。

ここグアナファトの乾燥した気候と土壌が、土葬した遺体をミイラ化させるとのこと。

なかに入ると、かなりの数のミイラが所狭しと並べられている。元は埋葬された遺体だけに、服をきたミイラが多い。

生き埋めにされたミイラなんてものもあった。ミイラに表情なんてものがあるかどうか分らないが、どこか苦しそうな、最後の断末魔とでも言おうか、そんな表情をしてるような気がした。

他にも、胎児のミイラ(世界最小らしい)があったり、いろんなミイラが展示されていた。

ミイラ・ミイラとたくさんのミイラに囲まれて、正直、あまり気持ちいいもんじゃなかった…



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2007年5月30日(水)
移動
きょうは、グアナファトという町に移動。



モレーリアにて乗換。モレーリアまでは、爆睡。
グアナファトには、夜8時くらいに到着。
宿もすぐに見つかり、平穏無事な一日でした。


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2007年5月29日(火)
歩く

今日は、早起きしてバスで50分くらいのところにある
火山のふもとまで行ってきた。

ここには、かつて噴火した際に、溶岩で埋もれてしまった教会があり、それを見にやってきたのだ。

持参した『地球の〜』に書いてあったのだが、その教会まで馬を借りていけるということで、せっかくなら乗ってみようと、そのつもりでここまでやってきた。

バス停に着き、降りるや否や馬を連れた男どもが、いっせいに自分たちの周りにたかってきた。

なるほど、馬に乗って行けるっていうのは、本当のようだな。それじゃあ、馬を借りていっちょ行ってみるかと値段を聞いてみる。

すると、どいつもこいつも相場の3倍以上の値段をふっかけてくる。当然値切るが、それでもまだ2倍以上の値段だ。

これ以上交渉しても、らちがあかないんで、そこにいた一人の男に、

「その溶岩で埋もれた教会とやらまで歩いて行けるんかい!」

と聞いた。そしたら、こいつは

「行けないこともないけど、足場も悪いし、かなりきついからやめといた方がいいよ。悪いこと言わないから、馬を借りて行けって」

とにやにやしながら、言ってきやがる。

なぜか、そのにやけ顔を見てると無性に腹が立ってきて、俺はそいつに

「歩いていけるんだな!じゃあ、馬はいらん!歩いて行くからいい!」

そう、たんかを切ってやった。

馬で往復2時間かかるらしいが、歩いても3〜4時間くらいで行けるだろう。そんくらい、歩いてやるよ!
こっちは、そんな大金払う金はないが、体力と時間は持て余してるからな。

こうして、負けず嫌いの俺ら夫婦は、その教会まで歩いて行くことにした。

歩き始めると、さっきまで周りにたかってた男どもも、馬と一緒に俺らのあとをついてくる。
どうせ、途中で弱音吐いて、
『やっぱり、きついから馬に乗せてください。』
と、ひざまづいて言ってくるのでも期待してるんだろうか?

もしそうだとしたら、もうこれは、俺らが先に折れるか、やつらがあきらめて帰るかの根比べだな、と勝手に自分の中でやつらに闘争心を燃やす。
絶対、歩いて行ってやるからな!
と心に誓うのであった。

こうして、俺ら夫婦とやつらとの根比べの徒歩が小1時間くらい続いただろうか?そして、ついにやつらも俺らが本気で歩いて行くと分ったんだろう。付いてくる来るのをやめて引き返し始めた。しかも、帰り際に

「このまま、まっすぐ行ったら着くからな」

なんて、親切なアドバイスまでくれて。

やつらの帰る後ろ姿を見ながら、
『ふっ。だから俺らは歩くって言っただろ』
と(このつまらない?)戦いに勝利した喜びに浸るのであった。

結局、その教会までは往復で3時間ちょっとだったんで、全然歩いて行ける距離だった。

ああ、今日は本当にボラレずにすんで良かった!



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2007年5月28日(月)
癒し
昨日の夜、パツクアロからバスで1時間くらいのウルアパンという町に移動してきた。

ここは、緑豊かな土地で自然も多い。
やはり、都会も便利でいいが、自分としては自然に囲まれたところの方が、のんびり落ちつけていい。

今日は、そんなヒーリングタウン・ウルアパンの国立自然公園に行ってきた。

公園自体は、そんなに大きくないが、いたるところに川が流れ、木々の緑にあふれ、いたるところから鳥のさえずりが聞こえる。
そんなマイナスイオン満載のこの公園の中を、2時間くらいかけて散策。

旅に出て3週間たち、少し疲れが溜まり気味だった体が、本当に癒された。

やはり、自然はいい!

そう実感させられた日でした。


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2007年5月27日(日)
ラテン流
メキシコに来て、よくバスを利用するんだが、
当然のことながら、土地勘がないのでどこで途中下車したらいいか分らないことが多い。

ただ、いつも乗る際に、運転手にどこまで行きたいという旨を伝えておくと、「着いたぞ〜」とたいがい教えてくれる。そのやりとりを見ていた周りの乗客がおしえてくれることもよくある。

街中で地図を広げて、道を探してたりすると、向こうから
どこに行きたいんだと聞いてくることもよくある。

こんな感じで、メキシコ人は世話好きなのか、結構親切にしてくれる。

ただ、ちょっといい加減だったりすることもある。

よくあるのは、方角を聞いた時。
自分が行きたい方向と全く逆方向を教えられたりすることもある。この前なんか3人聞いて、3人とも全然別の方向を教えられた。しかも、あとから3人とも間違った方向を教えてたなんてこともあった。

とまあ、メキシコ人は親切だが、ちょっとだけいい加減。
ラテン気質というか、周りのみんながアミーゴ(友達)な彼らだから、困った人間がほっとけないんだろう。
何度も、それで助けられたしな。
ありがたいことだ。

でも、全く違う方角を教えるのだけは勘弁してね…


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2007年5月26日(土)
パツクアロ観光

朝、起きると宿の廊下が騒がしい。
どうやら、メキシコ人の団体観光客がやってきたみたいだ。
昨日までは、がらがらだった宿も今日は満室だ。
しかも、俺らが最初に泊まらされそうになった、あの雨漏りしてた部屋にも客が入ってる。

ああ、かわいそうに・・・
『そこは雨漏りする部屋ですよ』
と教えてあげたかったが、代われる部屋もないだろうしな。もう、これは今日雨が降らないことを祈ってあげるくらいしか、俺にできることはないだろう。

それはいいとして、ここパクツアロはメキシコ人が週末になるとやってくる保養地らしく、今日みたいな土曜日はけっこうどこの宿も満室になるみたいだ。

確かに、周りを山や湖といった自然に囲まれたいいところだ。

ということで、今日は自分たちも観光へ。
町の近くの湖に浮かぶ小さな島(ハニッツィオ島)へといってきた。




      ボートから見たハニッツィオ島


1時間もあれば、1周できそうな小さな島だ。
島のてっぺんに、塔があり見晴らしが良かった。

また、この湖では、白魚が取れ、島のレストランや屋台の名物料理になっていた。自分たちも空揚げにしたやつを屋台で購入して食べてみたが、なかなかおいしかった。




          白魚はこんな感じ




           白魚を揚げる

とまあ、今日は島でのんびりと過ごし終了。



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2007年5月25日(金)
ホテル
泊まっていた宿が、今日は予約でいっぱいということで、近くの別の宿へと移動。

荷物を持って、今日泊まる宿の受付に行き、
「昨日予約してた者ですが」
と、おばちゃんに告げる。

すると、おばちゃんは、『えっ!』みたいな顔をする。

どうやら、昨日俺が予約に来たことが伝わっていないらしい。

困ったわねぇ。部屋がないのに。といった様子である。

どうやら、昨日俺が予約に来たことが伝わっていなかったらしい。

「ちょっと待っててね。」と言って、2階へ姿を消すおばちゃん。

少ししてから戻って来て、「1部屋空いてたわ」といって部屋へ案内される。

まあ、見た目はなんてこない普通の部屋である。
「ここでいいよ」とおばちゃんに告げる。

宿代は、250ペソ(約2500円)と聞いたいたが、部屋のテレビが壊れてる200ペソ(約2000円)でいいからとのこと。ラッキー!と思い、受付で宿帳に記入していると、これまでの宿泊者の名前の横に、150ペソとたくさん書いてある。

それを見て、俺はおばちゃんに
「ここに150ペソって書いてあるけど、なんで俺らの部屋200ペソなの?べットも一つだけだし、1番安い部屋なんじゃない?」

そうするどいツッコミを入れると、おばちゃんはまずいもの見られちゃったわみたいなバツの悪そうな顔をしている。

そして、「そ、そうね。150ペソだわね。それでいいわよ。」
なんて、ぬけぬけと言ってきやがる。
まったく、油断もすきもあったもんじゃない。

なんだかんだで、チェックインをすませ外へ。

しかし、メキシコにもついに雨期がやってきたのか、いきなりの大雨!

すぐ止むかと思い、店の軒下で雨宿りするも、いっこうに止む気配はない。

とりあえず、宿に戻って止むまで待とうと、宿へ戻ると、

今度は、部屋の床が水浸しになってるじゃないか!

受付に行って、あの強欲・守銭奴ババアに
「雨漏りしてるぞ!」
と抗議すると、本来1部屋しか空いていないと言ってたはずなのに、すんなり別の部屋に代えてくれた。
そんなら、最初から雨漏りしない部屋に通せよとも思ったが、部屋も代われたし、良しとすることにした。

が、しかし、問題はこれだけでは終わらない…

トラブルとは時として、降って湧いたように自分に襲い掛かってくるものである…

夜、シャワーを浴びようとしてもお湯が出ないのである。

一応、昨日の予約の時点で、お湯が出るかどうかは確実に確認していた。(ここは、標高2000メートル以上の高地。お湯が出ないとつらい)
受付の兄ちゃんは、当然出るさと親指おっ立てて、自信満々に答えていたというのに…

あの狼少年め!

ただ、ここはメキシコでも安宿の部類に入るところ。
お湯が出ないなんてこともあるだろうと、気を取り直し、受付にその旨告げると、

「別の部屋だと、お湯が出るから、そっちの空き部屋使っていいよ」と言われる。

ということは、俺らが泊まってる部屋はお湯が出ない部屋ということか…

まったく、ふざけた野郎どもが!

それでもシャワーが浴びれるんだし、と気を取り直しシャワーを浴びることに。

最初に嫁さんが浴び、熱いお湯が出たよとの報告が。

続いて、俺がシャワー室へ。

蛇口をひねり、熱いお湯が出ることを確認して、頭から全身にお湯を浴びた瞬間に、いきなり蛇口からでるお湯の量が減っていき、ついにはお湯が出なくなってしまった…

いろいろと、蛇口をひねったりしながら復活を試みるが、うんともすんともしない。

挙句の果てには、水すら出てこない始末…

おそらく、シャワー用のタンクの水が切れたんだろう。

もはや、文句を言う気も消え失せ、ずぶぬれで冷え切った体を震わせながら、部屋に戻るのが精いっぱいであった…



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2007年5月24日(木)
誕生日
昨日よりは、嫁さんの体調も良くなったようでよかった。
外に出る元気もあるようだ。

昼間は、モレーリアの町をブラブラして、夕方に目的地のパクツアロへ移動。




1時間ほどで到着し、宿探しへ。

最初に行った宿は、明日と明後日が予約でいっぱいらしく今日だけしか泊まれないという。

しかたなく、2軒目へ。

ここは、今日が満室で泊まれないという。

他の宿もあたってみたが、満室だったり値段が高かったりで、結局、1件目の宿に1泊して、2軒目の宿に2泊することに。

昨日のごとく、荷物をピストン輸送してチェックイン。

実は、今日は嫁さんの誕生日だったんで飲みにでも行きたいところだったが、まだ本調子ではないので、また今度ということに。(それでも、1杯ずつは飲んだんだけど・・・)

今日の日記は、これにて終了。



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2007年5月23日(水)
洪水!?

朝から、嫁さんの体調が良くない。
どうやら、昨日食べた魚料理が良くなかったようだ。
体調を戻すために、もう一泊したかったところだが、
今日は移動しなければならなかった。

宿から長距離バスターミナルまでは、市バスに乗って行くんだが、市バスの停留所までは歩いて20分くらいかかる。体調の悪い嫁さんが、重いリュックを背負ってそこまで歩けるわけもない。

そのため、まず嫁さんのリュックを宿に残して2人でバス停へ。バス停につき、そこに自分のリュックと嫁さんを残し、再び宿へ。
そして、残りの嫁さんのリュックを背負って再びバス停へとピストン輸送を行った。

長距離バスターミナルに着き、目的地のパツクアロ行きのバスは、今日はもうないということで、途中の町のモレーリアというところまで行くことに。



ようやく、モレーリアの町に着いたはいいが、宿さがしをしなければいけない。嫁さんは歩けそうもないので、街のど真ん中の安全な広場に嫁さんを置いて、自分は宿探しへ。

何件か見て回ったが、どこも高い!一泊5000円以上もする。40〜50分探し回った挙句、ようやくそこそこ安い宿(それでも、2000円近かったが)を見つけ、そこに泊まることに。

部屋に案内してもらい、重いリュックをおろして一休み。
といきたいところだったが、そうもいかない。
嫁さんを独り広場に残してきたままだ。
しかもあの重い荷物とともに・・・

休む間もなく、広場へ嫁さんを迎えに。
再度、ヘビーなリュックをからって宿に着いたときには、汗だくになっていた。

今日は、2度のピストン輸送を余儀なくされ、やれやれ疲れたぜ。これで、ようやくゆっくりできると思っていたが、そうでもなかった・・・

とりあえず、汗かいたからシャワーを浴びようと浴びたはいいが、とんでもなく水はけが悪い!

シャワールームが水浸しになるならいいが、あまりにも水がたまってきて、部屋の方まで押し寄せて行くじゃないか!

あわてて着替え、ホテルのスタッフに水が部屋まであふれてきて床が水浸しだぞ!

と伝えると、こやつは「ハハハ!」と笑いながら、俺にモップを渡してきやがった。こんなのいつものことさとでも言いたげな様子だ。

ふざけるな!と文句の一つでも言ってやりたいところだったが、早く床をふかなければと部屋へ戻り、せっせと、かりてきたモップで部屋の外へ水を掃き出す。

ようやく、水浸しだった床をふきあげた時には夜の12時を過ぎていた・・・

本当に疲れる一日だった・・・



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2007年5月22日(火)
市場
今日は、宿の前にある市場に行ってきた。かなり大きな市場で、肉や野菜からペットまで、なんでも売られている。多くの人が、市場のなかを行きかい、場内は非常に活気に満ちあふれていた。

自分は、旅先でよく市場に行くようにしてるんだが、その理由は、なにか旨いものを食べるため!

昔、アフリカに行ったときはマグロを一匹まるまる買ってきたこともあった。このときは、男5人で3日間3食ともマグロを食って生活したが、それでも食べきれなかった。

ドバイに行った時も、わざわざ魚市場を探して、マグロを1匹買って帰った。このときは、血抜きが不十分で、臭くて食えたもんじゃなかったが・・・

こんな感じで、市場に行くとどうしても海外ではなかなか食べられない新鮮な魚に目がいってしまう自分。

今回も、市場の魚コーナーへ行ってみる。
さすがに、マグロは売ってなかったが、エビ、タコ、イカ、カキなど、意外にいろんな魚介類が売っている。

あ〜!これ食べてえ!
なんて思っていると、どうやら市場の2階に魚介類の食堂があって食えるらしい。

ということで、2階の食堂へ。
そこで、セベッチェと魚介スープを注文。

セベッチェは、魚介類を細かく切ってタマネギやコリアンダーであえて、ライムの汁をかけたもの。
あっさりしていて美味しい。


        

             セベッチェ

        上にはアボカドがのっている

魚介スープのほうは、エビ、タコ、カニ、白身魚、カキと、かなりいろんなものが入っていた。




            魚介スープ

今日は、久しぶりに魚料理にありつけて満足でした。


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2007年5月21日(月)
テキーラ

メキシコのお酒といえば?
そう!やっぱりテキーラだろう。

ここグアダラハラの近くにはテキーラという町があり、
名前のとおり、テキーラの生産で有名な町でる。

今日は、そのテキーラまで行って、テキーラ工場を
見学をしてきた。

テキーラが何からできるかというとアガベという
植物を原料にして作られる。



             アガベ

テキーラ造りは、このアガベの葉の付け根を蒸すことから始まる。




        アガベの葉の付け根
         
        巨大な松ぼっくりのよう

蒸しあげたアガベをかじってみたら、さつまいものような味がして甘みがあった。
そして、この蒸したアガベを搾り、その搾った汁を発酵させれば、テキーラのできあがりというわけである。

ただ、できたばかりのテキーラは無色透明で、『テキーラ・ブランコ』(ブランコとは、スペイン語で白いの意)という。
これを、マンゴーの木でできた樽でねかせることで、茶色味と香りがつくらしい。

とまあ、テキーラができるまでの一連の工程を見学したあとは、お待ちかねのテキーラの試飲。


できたてのテキーラから、1年もの、3年もの、フルーツで香りづけしたものなど、いろいろ試飲させていただく!
ただと思って飲んだら、ちょっと酔ってしまったようだ・・・




     できたてのテキーラ・ブランコを試飲

テキーラ工場の見学は、小学生のころの社会科見学みたいで久々に楽しかった。しかも、お酒つき!

言うことなしである!

次は、どこかにラム酒の工場でもねえかな(笑)

        
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2007年5月20日(日)
再開
旅をしていると、旅先でいろいろな人と出会う。
そして、その出会いが一期一会かといえば、そうでもない。

今日、公園のベンチでくつろいでいると、いきなり
ハイテンションなやつに声をかけられた。
よく見れば、2〜3日前にいた町(サカテカス)の宿でいっしょだったチリ人だ。しかも、その隣にいるイタリア人も同じ宿だった。しかも、こいつとは、この前鉄道で移動した時もいっしょだった。

チリ人は、旧知の友人に何十年かぶりにでも会ったような勢いで、俺と嫁さんにハグしてくる。ちょっと、そのテンションに軽くとまどっていると、

「君たち、どこにとまってるの? 俺の宿は、すぐそこだから遊びに来いよ!
テキーラをボトルで買ってあるんだ!
一緒に飲もうよ!」


と、たたみかけるように話してくる。

このチリ人は、かなりお酒好き。
同じ宿だった時も、夕方から宿の屋上で毎日飲んでた。
俺も一回だけ、夜の2時くらいまで一緒に飲んだが、やつは飲み足りなかったのか、飲みなおすと言って、夜の街へと一人消えていった・・・

そんな感じで、けっこうお酒好きな彼。
今日もなにやら
宿で酒盛りを開催するから来いよとしきりに誘ってくる。

ここが日本なら、喜び勇んで誘いにのるところだが、今いるところは、日本ではなく海外のメキシコ。自分の宿とチリ人の宿は1キロくらい離れている。飲んだ帰りになにかあるとも限らない。

そう考えて、彼には行けたら行くよと、ジャパニーズ流の遠回しな表現を使って、やんわりとお断りした。

しかしまあ、彼に最初にあった時に、

『チリに来た時にはぜひ連絡をくれ、一緒に飲もうな』
と言われていたが、こうも早く再会するとは!

彼には、この先もどこかで出会うようなそんな気がした。
そん時は、また一緒に飲めたらいいなと思う。


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2007年5月19日(土)
バスでの出来事
バスで、サカテカスを昼に出発し、グアダラハラというメキシコ第二の都市に移動してきた。



バスターミナルから、町の中心部(セントロ)までは10キロほど離れており、タクシーだと高いので、いつものように、安い市バスで行くことにした。

セントロ行きのバスが到着し、乗車。乗客も少なく、席に座ることができた。

こっちでは、バスの乗車時に運賃を支払うことになっている。自分たちは、後ろのドアから乗ったので、信号待ちの停車中に、2人分払おうと運ちゃんのところへ。

俺; 「いくらですか?」

運ちゃん: 「2人で30ペソ(約300円)だ。」

いつもは、1人4ペソ(約40円)くらいだったので、ちょっと高いとは思ったが、距離もあるし,、都会だから高いのかなと思い、言われたとおり30ペソを運ちゃんに渡した。

すると、運ちゃんが小さな紙切れを2枚渡してきた。よく見ると、レシートのようだ。

今まで、市バスに乗ってそんなものもらったことなどなかったが、ここはメキシコ第二の都市。そのあたりも、しっかりしているんだろうと感心していた。

が、よくその紙を見てみると、9ペソ(約90円)と書いてある。おいおい、これなら2人分で18ペソじゃないか!

すぐさま、運転席まで行き、

俺: 「ここに、9ペソって書いてあるがこれはどういうことだ!これなら、2人で18ペソじゃないのか?」

運ちゃん: 「そうだ。たしかに18ペソだ。でも、おまえら2人は大きな荷物を持ってるから、1人15ペソで30ペソだ!」

一瞬、そうなのかと納得しかけたが、バスの中を見れば、長距離バスターミナルからのバスということもあり、他の客もそれなりに大きな荷物を抱えている。
それに、あそこに座ってる関取級に肥えたおばちゃんなんてどうだ!(別に、この人が太ってることは、何もわるくないですが・・・)

俺らが、大きなリュックを抱えているといっても、重さ的には変わらない、いや、軽いだろう!

そう思うと、やはり納得がいかない。
すぐそこにいたおじさんに、

俺: 「料金に、9ペソって書いてるけど、ここでは、大きい荷物のときは超過料金払うの?」

おじさん: 「そんなことはない。おまえは、1人9ペソしか払わんでよか!」

おじさんのその言葉に、俄然、勇気づけられ、俺は運ちゃんに差額の12ペソを返せと要求。

猛抗議の末、運ちゃんがしぶしぶ返してきたのは、たったの2ペソ!

俺:「ふざけるな!ちゃんと、12ペソ返せよ!」

そう言って、残りの10ペソは釣銭入れから勝手に取って返してもらう。




           バスの様子
       釣銭入れは、運転席の横
          下は、領収証

12ペソなんて、日本円にしたら120円くらい。
大した額ではない。

そんぐらい、いいじゃんって思う人もいるだろうけど、自分としては、金額うんぬんよりも、旅行者と思ってなめられたのが、許せなかったのさ!



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2007年5月18日(金)
セルベッサ!!
今日は観光から帰ってきたあと、ホテルの屋上で飲もうと、ビールを買って戻った。

ただ、今回宿泊した宿は、無線ランに接続できる。PC持参の自分たちはネットやり放題。この前みたいに、つまみだされることもない。

ということで、この機会に、この日記にも地図があった方が、わかりやすいだろうと思い、ビールを飲む前に、日記に地図を挿入することにした。

まず、ネットで白地図をダウンロードしてきて、それに地名やらを書き込んで日記に挿入するという単純な作業である。

しかし、どうしても地図がアップされてこない!詳細は割愛するが、結局、日記に地図を載せるのに嫁さんと二人悪戦苦闘しながら、実に3時間もかかってしまった。

ビールにありつけたのは夜の12時をまわってからだった・・・

ただ、いろいろあったあとのビールだけに、いつもより美味しくいただけましたが!



            コロナビール

上の写真は、日本でもおなじみのコロナビール。
日本でも飲めるくらいだから、メキシコで1番売れてるビールかと思っていたが、そうではないらしい。
値段は、1本6ペソ(約60円)!安い!




            レオンビール

続いて、レオンビール。色が少し濃いのが特徴。
しかも、このボトル1リットルサイズ!
メキシコでは、こういうデカボトルでも売られている。
さらに、これで値段が14ペソ(約140円)!

こっちに来てから、ほとんど飲んでないこともあってか、結局、ビール以外にもラム酒なんかも飲んで3時まで起きていた。

次の日、2人とも二日酔いだったのはいうまでもない・・・

特に、嫁さんの二日酔いが酷かった・・・


  *題名のセルベッサは、スペイン語でビールの意



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2007年5月17日(木)
御馳です!!
夜行の長距離バスで、チワワからサカテカスという町に、朝の5時半に到着。



10時間半の移動だったが、慣れてしまったのか?
たいして苦痛でもなかった。

それはさておき、今日はいろんな人から御馳走にあずかる日だった。

まず、お昼。
今日泊まったホテルは、共同キッチンがありスペースも広いので、そこでくつろいでいた。
すると、同宿のアルゼンチン人が作りすぎたからといって、サラダとフルーツを御馳走になる。
こっちの食事は野菜が少ないので、サラダがめちゃくちゃおいしく感じた。




       手作りサラダ(BY アルゼンティーナ)

次に、夕方。
町をぶらぶらしてたら、路上の果物売りのおっちゃんに呼び止められて、この桃うまいから食ってみろといって、桃を2個いただく。これも甘くてうまかった。

最後は夜。
昼と同じくキッチンでくつろいでいると、今度は宿泊しているメキシコ人のおじさんからサンドイッチをいただいた。
さらに、あとからやってきた昼間のアルゼンチン人から、またしてもサラダをいただく。




      サンドイッチ(BY メヒカーナ)

挙句の果てには、今から屋上で飲むから来いよと言われ、ビールまで御馳走になるのであった。

今日は、いろんな人に御馳になり、感謝!感謝!である。

ただ、俺ってそんなに食うものに困ってそうにでも見えるのかとも少し考えてしまった・・・



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2007年5月16日(水)
ネット難民

今日は、夜行バスで移動の日。
したがって、夜までは時間があった。

特に、観光するところもないので、メールしたり、
書きためた日記やらブログの更新をしようということになった。
特に、嫁さんはまだこっちに来てからのことを
ブログにアップしてないので、猛烈にネットをしたかったようだ。

ということで、ネットカフェにいくことになったのだが、
なかなか、それが見つからない。

ようやく、人に聞いて1件見つけたが、日本語入力できなければ、自分たちのノートPCも使わせてもらえない。

あきらめて、店から退散していた帰り道。
この町(チワワ)1番のいいホテルの前を通る。

このとき、俺の頭に良い考えが(いや、むしろ良くない考えが…)
ここなら、無線ランがひろえるかも・・・

そう考え、いつもは安宿にしか縁がない、
どこからどうみてもセレブにはみえない恰好で、
ホテルのロビーへ。

一応、目立たないというか人目のつかないところに腰をおろし、PCを開いて接続してみる。
つながるじゃないか!
ネットができる!

ただ、ここは泊まってもないホテルのロビー。
やってはいけないことは、頭では十分わかってた。

しかし、久しぶりにメールなどしたかったこと、
さらに、ただでネットができるという欲望に屈してしまった・・・

最初は、『ちょっとだけ、そうメールをチェックするだけ』なんて、思っていた。

しかし、人間の欲望とは果てしがないもの・・・
結局、妻と2人して1時間半も居座ってしまった・・・

しかし、最後はついにみかねたホテルの従業員に注意され、ロビーから追い出されるはめに・・・

ただ、それでも1時間半は、ただでネットができたわけで、気まずい思いをしつつも、そのホテルに感謝しながら、退散する2人であった・・・


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2007年5月15日(火)
チワワのチワワ

今日は、チワワという町にやってきた。



ここは、次の町へ行くためのワンクッションとして
泊まることにした所ので、なにするわけでもなく街をブラブラしていた。
特に、これといった見所もなく公園で休憩のためベンチに腰かけた。

すると、なにやら派手な置物があるなと思ってみてみる。
最初は、キツネかなにかかと思ったが、よく見ると
チワワの像だった。

町の名前がチワワだから、チワワの像とはなんともベタな!

チワワはそんな町でした。




           チワワのチワワ


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2007年5月14日(月)
足が臭い!?

今日の夕方、観光から帰って部屋でくつろいでいたら、なんか部屋が臭いなあと感じた。

なんだろうこの臭いは?
ひょっとして、俺の足が臭いのか?
そう思い、自分の足の臭いを嗅いでみる。
まあ、そんなに臭くはない。
許容範囲な臭さなどと、勝手に自分で判断。

しかし、嫁さんは俺の足がくさくて部屋中に充満していると言ってくる。
自分としては、この部屋のにおいは自分の足のにおいじゃないだろうと思っていたが、別の人にそう言われると、なんだかそんな気がしてくる。

たしかに同じ靴をずっと履いてるし、自分では気づかない間に足が異臭を放つようになってしまったのかもしれない・・・

それにしても、いつから俺はこんなに足が臭うようになってしまうようになったんだ?
ひょっとして、加齢臭ってやつか?
まだそんなに老けこむ歳でもないぞ!

と、軽くショックを受けながら、足を洗いにシャワールームへ。
きれいに足を洗って、部屋に戻る。
足だけならまだしも、サンダルも靴も洗った。
完璧だ!
もうこれで、この部屋が臭うこともあるまい!

そう思って、またベッドでくつろいでいると、まだ部屋が臭い!

もはや、この異臭は石鹸の力をかりても消せないのか?
いったい、俺の足はどうしちまったんだ?
俺は、この先、嫁さんに足が臭いとののしられながら、旅を続けなければならないのか?

そう、うちひしがれながらも、もう一度自分のあしを臭ってみる。

全然、くさくない!
ちゃんと、石鹸の匂いがする!
ミューズの香りがする!
俺の足は、臭くなんてなかったんだ!

一安心して、もう一度においの元をたどってみる。
手洗い場のほうから臭ってくる。
どうやら、排水口が汚くて臭っている。
においの元はこいつだったんだな。

俺の足が臭ってなくて良かった!

つかの間とはいえ、自分の足が臭いんじゃないかと
悩まされた夕暮れどきだった・・・


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2007年5月13日(日)
長距離鉄道の旅
今日も移動。こう移動ばかりだとさすがに移動だけで少し疲れてきた。

ただ、今回はバスじゃなく鉄道。しかも、この鉄道は山間の谷間を縫って2400メートルくらいまで登っていく山岳鉄道。景色が非常に奇麗だった。

特に、途中停車した駅から見た銅峡谷は雄大な景色を望むことができ、グランドキャニオンを思わせるようなスケールの大きい眺望を満喫できた!




          銅峡谷からの眺め

途中の車窓から眺める果てしなく広がるトウモロコシ畑なんかも素晴らしい!



        どこまでも続くトウモロコシ畑



        列車のデッキからみた風景

今回も、移動時間が12時間と長旅だったが、美しい景色を楽しみながらのいい旅だった。


               
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2007年5月12日(土)
長距離バスの旅

昨日の昼、それまでいたティファナを離れ、1500キロ離れたロスモチスという町へ長距離バスに乗って移動した。



実に、18時間もかかる長旅だった。日本で高速バスで18時間というと、軽く東京は超えて東北辺りまで行けちゃう時間だろう。


飛行機ですら、そんな長い時間乗ったことはないし、ましてバスでそんな長い時間乗るのは初体験の僕。正直、18時間はしんどいだろうと覚悟して乗り込んだ。

メキシコの日中は暑いとはいえ、エアコンが効きすぎて寒いかもしれない。
こういうときは、長袖のシャツを携えて行けば、寒いおもいをせずにすむからと、1枚持って乗車。
我ながら気が利くぜ!
と軽い自己満足に浸りつつ、バスの座席に着いた。

しかし、周りを見渡してみると、そんな自分よりもはるかに重装備な人ばかり。
みんな、毛布持参で中にはフリースやセーターを着てる人もいたりする。

おいおい、いくらなんでもそれはやりすぎだろう。
外はみんな半袖で歩いてるんだぜ。
なんぼ寒いっていっても、そこまで冷えることはないんじゃないと思っていた。

バスは、昼間に出発したということもあり、日中はエアコンも適度に効いて快適だったが、日が落ちて夜になるにつれ、車中の温度がぐんぐん下がっていく。

とりあえず、持ってきた長袖を着てはみたものの、それでもまだ寒い。

結局、プルプル震えながら一晩中バスに乗っていた。そんな俺を尻目に、用意周到なメキシカン野郎は気持ちよさそうにバスの中で寝ていた。

いくら、外が暑いからといってメキシコのバス侮るななかれ・・・
18時間という時間よりも、まさか寒さが敵となって立ちはだかってくるとは・・・

今回はいい教訓になったバスの旅だった。

次回からは、もっと厚着して乗ろう・・・

バスを降りるときに、そう心に決めた僕でした。



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2007年5月11日(金)
無料バス

メキシコに来て、何回か市バスに乗る機会があったんだが、今までに2回料金を払わずに済んだことがあった。
なにも、自分が気付かれずにこっそり無賃乗車してるわけじゃない。
とりあえず、2回ともだいたいやりとりはこんな感じ。

こっちは、乗車する前に運賃を払うシステムなんで、
乗る時に運ちゃんに料金を聞く。
すると、まあとりあえず乗れみたいなことを言われる。こっちも言われるがままに払わずにそのまま乗る。

しばらく乗り、目的地に着いて降りる際に、もう一度料金を聞いてみる。
すると、運ちゃんはいいから降りろみたいなことを言う。
疑心暗鬼になりながらも、バスを降りてみる。そして、運ちゃんのほうを振り返ると、彼は俺に笑顔を投げかけて走り去って行った。

とまあ、こんなことがあったんだが、こっちには外国人はタダみたいなシステムがあるんだろうか?
なんて考えてみるが、そんなシステムがあるわけもないだろうしなあ。

おそらく、俺が貧乏な旅行者に見えて、バス代を恵んでくれたか、どうせ、スペイン語分かんねえだろうから、説明するのめんどうくさいと思われたかだろう。

いずれにしても、浮いた額なんて100円位のもんだが、ちょっと得した気分になったというお話。



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2007年5月10日(木)
始動

昨日までは、移動と休息で
特にこれといったことはしておらず、今日から活動開始といった感じでした。


今日は、ティファナの町から
乗り合いタクシーで45分くらいの、ロサリートというビーチがきれいなところにやってきた。

ここは、週末にはアメリカのほうからもどっと人が押しよせてごったがえしてるらしい。平日だったせいか、今日は人も少なくてよかった。

ビーチ沿いにある店で昼飯を食うことにして、えびタコスとお酒を注文。えびタコスは
えびがプリプリしてて、なかなかのお味。

昼飯を食べ終え少しアルコールも入って、ビーチで心地よい風に当たっていた。

すると、いきなり男に後ろからはがい締めにされるじゃないか!

しかも、いきなり口にびんをつっこまれてテキーラを流し込まれた!

なんなんだこれは!と思って後ろを振り返ると、太っちょなメキシカン野郎が、にこにこしながら、「It's show time」
と言っている。

まあ、それだけなら良かったんだが、そのあとに「5ドルよこせ」と言ってきた。

こっちはいきなりの出来事にあっけにとられていると、また、「5ドルくれ」と言っている。

あとからわかったことだが、どうやらこれはこの辺りでのちょっとした見世物としてやっていることらしい。

ただ、こっちとしてもそんなこと知らないし、いきなり強引に酒を口に流し込まれて、それで「はい、わかりました。」なんて言って5ドル払えるわけもなく、「払えるか!!」とつっぱねて帰ってきた。

みなさんも、海に行ったら背後にきをつけましょう!

いきなり、背後から焼酎流し込まれるかもしれないですよ!



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   ビーチの写真








   

     えびタコス
2007年5月9日(水)
のんびり

今日は、まだ旅行3日目というのにどこにも行かず
のんびりしていた。

正直、出発まで忙しすぎてゆっくりできなかったから
ここらでゆっくりしようということになった。

これを聞いて、あんたら4月なんもなかったんやけん
忙しくないやろって思うかたもいらっしゃるでしょう。

ただ、4月は東京に行って、初めて会ったミッキーに
心躍らせたり、沖縄に行って美ら海水族館でジンベエザメの大きさに驚愕したり、福岡にいたらいたで、いろんな人から飲みに誘われたりで、いろいろと忙しかったもので・・・

というわけで、今日は休息日ということで宿でゴロゴロ
してました。幸いにも宿が、安宿にもかかわらず無線ランが引いてあってネット使い放題だったんで、たまってたメールの返事したり、ネットしたり、この日記の更新もしちゃいました。

メキシコにいるのに、日本にいるのと変わんねえなって感じですが・・・

明日からはメキシコを満喫するぜ!

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2007年5月8日(火)
オラ!IN MEXICO

福岡を飛び立ち、ソウル経由でロスに入り、
ロスのダウンタウンで1泊して、そこからバスで
今日の昼にティファナという国境付近のメキシコの町に着いた。



ロスで1泊したとはいえ、日本を出てから

実に45時間。さすがに疲れた。

ただ、昨日泊まったロスの宿がやばかった・・・

時差ボケで夕方から寝てたんだが、夜中に
目を覚ますと、呪いでもかけているかのような怪しい
歌声?がきこえてくるじゃないか!
窓越しに通りを見てみると、
半トランス状態の黒人の女がなにやら怪しげな歌?
を歌っている!

呪いでもかけているんだろうか?

もしそうなら、目があったら俺も呪われてしまう!

カエルか石にでもされてしまうぞ!

きっとあいつは魔女に違いない!

といった妄想にふけるわけでもなく、しばらくしたら
止むだろうと思っていたが、結局、彼女は自分たちが
出発する朝の10時くらいまで延々と奇声を発していた。
恐るべき体力そして喉である。

そんな彼女に心の中でお別れを行って、ロスを後にした。

ロスからアメリカ側の国境まではバスで3時間半くらいでなにごともなく着いた。
ただ、国境のゲートで面倒なことになってメキシコに入るのに2時間近くかかってしまった。


とはいえ、本日無事にメキシコに入国できました。
めでたし、めでたし。



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2007年5月7日(月)
出発!!
ついに、出発の日がやってきた!
これから1年ほど中南米に夫婦で旅に出ます!
1年間中南米を満喫してきます!

ただ、準備も今日の朝5時半に起きて、残りの準備をしてたんで忘れ物してないか心配だ・・・
とはいっても、昨日は実家で家族や友人と夜中3時まで飲んで、準備は放置したまま寝てしまった自分が悪いんだが・・・

なんとか、準備を終えて空港で嫁さんと合流。
昨日は、ひょっとしたら親と会うのもこれで最後かもしれないということで、お互い実家に泊まっていたのだ。嫁さんも朝の4時すぎまで準備していたらしい・・・

とにもかくにも、空港でチェックインを済ませたあと、少し時間があったので、見送りにきてくれた母と嫁さんの両親と喫茶店へ。
しばしの別れになるので涙を流しながらコーヒーをすする、といった感じでもなく普通にコーヒーなどいただく。

両家の親とも子供が旅行に行くことには慣れきっているのか、もはや1年の旅行といっても大して驚かなくなってしまったらしい。たくましい親である。
特に、嫁さんのほうの両親は、自分たちが新婚の30年前に、1年間インドやネパールなんかを旅してたような人達。
そんな自分たちから生まれた娘が、1年間旅行に行くといっても大した驚きはないようだ。
もはや、旅行好きは遺伝なのだろう。
DNAにそういった情報が組み込まれてしまったらしい。

そんなこんなで、30分ほどおしゃべりをしてたら搭乗時間が。
親に見送られながら、出国ゲートへ。
いよいよ、旅のスタートだ。
これから始まる旅のことを想像して、胸を躍らせながらゲートをくぐっていった。

それでは、みなさんいってきます!


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