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2008年4月30日(水)
受け取ったものの…
昨晩、昨日の郵便局での出来事を宿のオーナーに話したら、今日の午前中、一緒に郵便局まで行ってくれることになった。優しいオーナーで助かった。

郵便局に行ったら、また昨日と一緒の郵便局員が出てきた。今日は、ちゃんと宿のオーナーを連れてきたぞと言ったら、昨日はあんなに愛想悪かったくせに、オーナーに愛想笑いとか浮かべてやがった。なんか対応の違いにむかついてしまった。

オーナーが身分証明書を見せたら、すんなり荷物の受け取りは終了。俺のパスポートなんか、ちらっとも見られなかった。

そして、このあと同じフロアーにある税関に行って、荷物の中身のチェックを受ける。関税は、かかることもあれば、かからないこともあるようで、こればっかりは担当の人間次第。

中身は、詳細は省くが本当は総額25000円分くらいの物が入っていた。しかし、一応、関税掛けられる場合を想定して、日本から送ってもらう時に、伝票には中身の総額は2000円くらいと書いてもらっておいた。

今回は、運が悪く関税をはらうはめになってしまい、税金いくらくらいかなぁと思っていたら、なんと約13ドル!20ドルくらいの品物に、税金13ドルは高過ぎるやろう。正直に申告してなくてよかったよ!

税金払いたくはなかったが、そうは言っても、払わなきゃ荷物もらえないんで、もちろん払いました。

ただ、この支払う税金もその場では支払えず、税関の係員からもらった伝票を持って、まず指定の銀行まで行く。ただ、この銀行がまた遠い!

銀行に着いたら、長蛇の列に並んでしばらく待たされたあと、所定の税金を支払い、そこで領収証をもらう。その領収証と引き換えにやっと荷物がもらえる。とにかくこの一連の作業が面倒くさい。正直、うんざりでイヤになる。

これらの作業を終えて、郵便局に戻ってきたら、すでに3時間近くが経っていた…

昨日といい今日といい、荷物一つ受け取るのにとにかく振り回された。

こうして、ようやく手に入れた荷物。中には、カメラの修理用のキットも入っており、これでカメラがなおってくれればと、一縷の希望を抱いて取り寄せた品だ。

宿に戻り説明書を読んで、カメラのゴミを処理しようと試してみたが、結果はダメだった…

もちろん、今回送ってもらったキットで、ゴミが確実に取れるとは思ってもいなかった。まあ、取れればいいなぁくらいの軽い気持ちで送ってもらった品だ。

しかし、あれだけ荷物の受け取りに振り回されたいま、正直ゴミが取れなかったのは切ない…せめて、カメラがなおってれば、救いにもなったんだが、現実はそう甘くなかった…

あ〜、それにしても荷物受け取るだけだったのに疲れたぜ。


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2008年4月29日(火)
荷物を受け取るはずが…
日本からの荷物が、昨日届いていたんで郵便局まで受け取りに行ってきた。

無事に荷物が届いてくれた安堵感と、カメラがなおるかもという期待感で、ルンルン気分で郵便局に到着。

窓口に行き、荷物の番号を窓口で告げると、係りの人が俺宛ての荷物を持ってきてくれた。貼ってある伝票にも俺の名前が書いてあるし、送り主の名前にも俺の父親の名前が書いてある。間違いなく俺の荷物だ。

あとは、パスポートで身分確認してもらってさっさと帰るだけと思っていたら、そうではなかった…

荷物は渡せないというのだ。は?なんで俺の荷物なのに受け取れないんだ?意味が分からない。

理由を尋ねると、宿のオーナーが取りに来ないとだめだと言う。なんで俺の荷物なのにオーナーが受け取りに来ないといけないんだ?これまた尋ねてみたら、送り先の住所に、オーナーの名前が書いてあるからだという答え。完全になにかを勘違いしている…

確かに、送り先の住所にはオーナーの名前が書いてある。でも、それは○○(オーナーの名前)様方△△(俺の名前)宛てということが書いてあるだけであって、明らかに、この荷物は俺に送られてきたもんなんだから、オーナーじゃなくて俺が受け取って帰るのが普通だろう。そう言ったが、このアホな受付は、受取はオーナーじゃなきゃダメなものはダメの一点張り。

さすがに、こっちも相手の言うことが納得いかないんで、荷物よこせと食い下がったが、反抗むなしく荷物は受け取れなかった…

まさか、こんなかたちで荷物が受け取れないなんて… か、かなしすぎる…

結局、行きとは打って変わって、意気消沈しながら宿までの帰り道をトボトボと歩きながら帰ってきた。

ということで、荷物の受け取りは不本意ながら、1日延期となってしまったのだった。残念…


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2008年4月28日(月)
荷物が届く
夕方宿に戻ったら、受付でおじさんから、日本からの荷物が届いているという電話が郵便局からあったよと伝言が。

エクアドル時間で金曜の夜に日本の郵便局から出して、今日の昼にはこっちに届いたということは、3日ちょっとしかかかっていない。早い!

1週間はかかると考えていて、まさかこんなに早く届くなんて思ってもなかったんで、正直驚いた。最悪、届かないこともあると想定して、無事に届くか気をもんでいただけに、あまりにもすんなり荷物が届いて、拍子ぬけしたくらいだ。

なにはともあれ、無事に荷物が届いてよかった。明日の朝受け取りに行って、あとは、その修理キットでカメラがなおってくれればいいんだが。


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2008年4月27日(日)
『玉面館』
今日は日曜日。いつものように、ほとんどの店が閉まっていて町はゴーストタウンみたい。特に、今いる新市街はオフィス街なんで、日曜は本当にひっそりとなってしまう。

飲食店も、日曜はほとんどが営業していない。だから、キッチン付きの宿なら自炊すればいいが、キッチンのない宿の旅行者は、飯にありつけなくなるので本当に困る。(俺らの宿には、キッチンはある。今日は自炊したくなかったもんで…)

ただ、日曜日でも関係なく開いている飯屋が新市街にはある。中華料理屋だ。その名も『玉面館』。それも、そんじょそこらの中華料理屋と違って、本当にここの中華は美味い!

今まで中南米を旅してきて、中華料理屋はけっこういろんなところにあるし、日本人にも親しみやすい味だから、好んでけっこう食べてたけど、ここの中華を食ったら、今までの中華はなんやったんや!って気にすらなってくる。

というのも、ここのメニューには、餃子・シュウマイ・レバニラ・ニラ玉・空芯菜の炒め物・マーボー豆腐・豚足煮込み・豚バラ炒めなど、とにかく日本の中華料理屋にもあるようなメニューがたくさんあって、その味も美味しい。値段も、ビール飲んで腹いっぱい食っても、1人5〜6ドルくらいと高くはない。

今まで食った中華も味は悪くないところが多くて、肉メインのこっちの食事に飽きた自分たちにはありがたかった。ただ、どうしてもメニューが、こっちの人に合わせているせいか知らないが、今思えばどこ行っても、チャーハンか焼きそばかで、あとはワンタンスープがあるくらいといった店ばかりやった。

そんな時に登場した『玉面館』。日本の中華料理屋でも食べられるようなメニューも多くて、おまけに味も美味しいときてるんで、実は、新市街に来てから毎日食いに来てる。昼も夜も『玉面館』って日もある(笑)。こっちで働いてるJICAの人なんかもよく来てるようだ。

とにかく、今は『玉面館』さまさまである。もちろん、今日も行ってきた(笑)。


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2008年4月26日(土)
昼夜逆転してます
嫁さんが、サルサにはまっている。先週から習い始めめて、俺も一緒に10時間だけ習ったけど、もうこれ以上はやらなくてもいいやと思ったんで、それからは習いに行ってない。

しかし、サルサにはまった嫁さんの方は、それから毎日一人で午前2時間、午後1時間と1日3時間も習いに行ってる。多い日は、4時間踊ってくることもある。

毎日、決まった時間に起きて教室に行くその生活リズムは、学生のようでございます。

そして、自分はというと特にやることもないから、部屋でネットしたり本読んだり、たまに散歩に出かけて、夜はまたネットと読書で夜更かし。

おかげで、昼夜逆転生活というダメ学生みたいな生活になっております。


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2008年4月25日(金)
特になし
アマ○ンで注文していた商品が、実家に届いたようだ。あとは、それをエクアドルに送ってもらい、無事に荷物が届いてくれるのを待つばかり。これで、カメラのゴミが除去できるといいんだが。


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2008年4月24日(木)
宿題
最近、宿の掃除のおばさんの子供が、午前中宿にいることが多い。子供といっても日本の中学生くらいなんで、学校ないんかなぁと思い聞いてみたら、学校は昼からなんだそう。

こっちの学校は、朝か昼か夕方からの3部構成になっていて、彼女は今は昼から学校に通ってるようだ。

今日は、美術の宿題かなんかだろうか、時間がないからお母さんにも工作みたいなやつを手伝ってもらっていた…

なんか、夏休み終了前に、ため込んだ夏の宿題を必死にかたずけようとする子供と、怒りつつもそれを手伝う母親みたいで、見ていておもしろかった。

昔、俺もこんなんやったなぁ。しないといけないいけないと思いながらも、ついつい目先の快楽に負けて、宿題先延ばしにしてしまうんだよなぁ。


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2008年4月23日(水)
ゴミ取りキット
昨日、宿に戻ってからカメラのゴミ取りについて、ネットであれこれ調べていたら、ニ○ンとPE○TAXが、プロカメラマンや工場でカメラメンテナンスする人なんかが使うゴミ取りキットを、最近になって市販していることが判明。

ローパスフィルター(フィルムカメラでいうフィルムに相当する部分。昨日、ネットでこの名前を知った。)の裏側に付着したゴミには無意味だが、ひょっとしたら表側に付いてるゴミかもしれないし、まだ旅を続けるにあたって、このメンテナンスキットは持っていてもいいものだ。

エクアドルでこれを買えたらいいが、当然買えない。ということで、日本から郵送してもらうことに。父親か母親に、カメラ屋に買いに行ってもらってもいいが、今はそんなことをしなくても、ネットで注文して家まで郵送してもらえばいい。注文してから2〜3日で着くし、便利な世の中ですなぁ。

アマ○ンで注文し、商品が実家に届いたら、今度はそれをエクアドルまで送ってもらう予定。

これでだめなら、その時は、一か八か日本にカメラを送るしかないやろなぁ。


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2008年4月22日(火)
カメラ修理
そういえば、ガラパゴスに行く直前から、デジカメの写真にゴミが写りこむようになって困っていた。

ブロアーで、シュッシュッ、シュッシュッとゴミを払い落そうとやってたが、全然落ちない。なんか頑固なゴミが付着してしまったようで、もう自分じゃ手に負えないから、キトに戻ってカメラ屋に持っていくことにしていた。

そして、今日カメラ屋に持って行き、ゴミが付いてるから取ってくれとお願いしたら、1時間くらいでできるということだったんで、ゴミ取りの修理をお願いした。これで、写真にゴミが写りこまなくなる。やっぱり、写真にゴミが写ると嫌だったんで、なおると思うと嬉しい。

1時間後に、カメラを受け取りに行ったら、主人がすまなさそうな顔をして迎えてくれる。どうやら、ゴミが取れなかったらしい。ゴミは、フィルムカメラでいうフィルムに相当する部分に付いてるんだが、それが表側ではなくて、裏側に付着してしまってるようで、カメラを分解しないと取り除けないらしい。

店の主人も表側のゴミなら、簡単に取り除けるが、裏側となるとカメラを分解してからの作業になるんで、自信がないんでできないと言っている。

ラテンにしては、謙虚に、できないから無理だと言っている。まあ、勝手に分解されてぶっ壊されるよりかは、全然いい。

おそらく、日本、少なくともメーカーの工場に送らないと修理は無理なんじゃないかという話。ネットで、俺が使ってるPENTAXの海外修理サービスのある国を調べたら、南米は、ベネズエラ・ブラジル・ウルグアイにPE○TAXの修理サービスをやってくれるところがあるらしい。

正直、この3つの国にはまだまだ到達しそうにない。この先、しばらくゴミが写りこんだまま旅を続けるのは嫌なんで、日本に送るしかないか…

う〜ん、でも日本にカメラ郵送するのも考えものだ。日本国内ならいざしらず、エクアドルから送るとなると、乱暴に扱われてぶっ壊れたり、最悪、そのままどこかに消えて盗まれるって危険性があるからなぁ。

う〜む、カメラの修理困ったもんだ。


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2008年4月21日(月)
おじさんと話す
今の宿に、夜勤で働いているおじさんがいて、夜キッチンで一緒になったんで、いろいろと話をした。

おじさんは、ここキトからバスで3時間くらいのところに住んでいて、そこに妻や子供はいるらしい。月〜金までキトに出稼ぎに来て、週末は家に帰るということだ。

日中は工事現場で働き、夜はこの宿で夜勤のバイトをして稼いでいる。昼も夜も働いてるわけだ。体がよく持つねと話をしたら、この宿の夜勤は、基本的にやることないから、テレビ見ながらあとは寝てればいいんで、きつくはないらしい。

なんで、昼も夜も働いているか聞いたら、車を買うための資金をためるためということだ。車を買ったら、自分の街で運送屋をやるんだと話してくれた。欲しい車は、マ○ダのピックアップトラックの中古で、値段は8000ドル。現在、7000ドルくらいまで貯めたんで、もうちょっとで買えるんだと嬉しそうに言っていた。

そんな話の中で、おじさんの給料がいくらかということを聞いたんだが、ここの夜勤、夕方5時から翌朝8時までの15時間働いて6ドル。時給にして40セント。それがここでの賃金だと教えてくれた。

40セントっていったら、日本円で40円くらい。時給40円かぁ…確かに、夜勤といっても、そんなに仕事なさそうで楽そうだけど、安いなぁと思わずにはいられなかった。もちろん、日本とエクアドルの物価の違いを考慮しないといけないんだが、それにしても、自給40円は安いよなぁ。おじさんの1晩の稼ぎが、日本じゃ1時間もかからずに稼げちゃうわけだから。

日本じゃ、1000ドル、日本円で100000円くらいなら、学生でもバイト頑張れば、一カ月で稼いじゃうのを、おじさんはあと1年かけて貯めると言っていた。

やっぱり、俺ら日本人って世界の中で見たら、みんな金持ちなんだなぁと、改めて実感させられた。

たまに、現地人からお前は金持ちかと聞かれて、「いいや、金持ちじゃないよ。」とか、ふつうに答えてしまうが、まあ、それは日本の中での話で、エクアドルとかに来れば、もう日本人の旅行者ってだけで金持ちなわけだ。貴重品袋の中には、こっちの人の年収分くらいの現金入れて、高価なカメラとか持って歩いてたら、そりゃ、強盗とかにも襲われるよな。

いずれにせよ、今日、おじさんと話して、こうして中南米を旅行できるのも、自分が日本という金銭的には恵まれた国に住んでるからであって、こうやって旅行ができることに、少しは感謝しないといけないかなと思えた。


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2008年4月20日(日)
赤道
エクアドルには赤道が走っている。エクアドルっていう国名も、スペイン語でECUADOR(赤道)って、そのまんま。

ちゅうことで、国名にも赤道が走ってますよと前面に押し出してアピールしている赤道に行ってきた。

最初に行ってきたのは、【偽物】の赤道。

      

             偽の赤道

最初に、赤道はここだ!って思ってたところが、あとになって最新のGPSとかで測定したら、実は微妙にというか何百メートルかずれてたらしい…こんな立派な建物を作ったあとになって分かったもんだから、引くに引けなくなったのかよく分からんが、今でも、ここが赤道ですよってことになってるみたいだ。

じゃあ、正真正銘の赤道はどこかというと、ここから15分くらい歩いたところにある。ただ、偽のほうが立派すぎて、本物のほうがしょぼい…偽の方だけ行って、本物の方には来ないって人もかなりいる。とういより、本物の存在を知らない人も多いんじゃなかろうか。

国名を『赤道』なんてつけておきながら、こんなことでいいんだろうか?とこっちが心配になってくるくらいのいい加減さだ…

当然、俺らは偽の赤道の後に本物の赤道にも行ってきた。

       

             本物の赤道

こっちは、本当の赤道を肌で感じてもらおうといくつか実験をして見せてくれる。

      

            渦巻の実験

渦巻の実験。赤道上では、渦ができずに水が落ちていく。そして、この洗面台を北半球側、南半球側へと、それぞれ1mだけ移動して実験。すると、渦の巻き方が、北半球側は反時計回り、南半球は時計回りになる!(逆だったら、すんません)

      

赤道では、バランス感覚がとりにくいのか、線の上を目をつぶって上手く歩けない。

      

それから、赤道上ではなぜか力が入らないのだ!左の女性が、俺の腕を下ろそうとするのに必死で抵抗するが、赤道上だと簡単に腕を下されてしまう。力が入らないから不思議だ!

 

赤道では、釘の上に乗せた卵が立つ。正確には、立ち安いということらしいんだけど、確かにけっこう簡単に釘の上の卵が立つから面白い。写真はちょっと分かりにくいけど、俺も卵立ててきました(笑)。ちなみに、卵を立てた人は、証明証がもらえます。俺ももらってきました。

赤道体験、小学校の理科の実験みたいでなかなか面白かった!


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2008年4月19日(土)
泥棒市
エクアドルの旧市街の方に、泥棒市がある。ここには、文字通り盗品ばっかりがあるわけで、路地裏かなんかでひっそりと経営してるイメージがあった。

が、実際に行ってみると、5階建てくらいの立派なビルの地下と1階部分に、しっかりとした店舗構えて、どの店も営業してる…しかも、何軒も店あるし…来ている客も子連れがいたりして、ショピングセンターかなんかと錯覚してしまいそうだ。入口には、守衛がいて不審な人物がいないか目を光らせているようだが、そもそも泥棒市の存在自体がおかしいのに、それを守る守衛って…なんかそれっておかしくねぇ?と、思わずつっこみを入れたくなってしまった。

店をいくつかのぞいてみると、i-pod、デジカメ、携帯、パソコンと電化製品が多い。金持ちエクアドル人とか旅行者から盗んだものなんだろう。値段は、新品と比べると、2〜3割安いといったところか。でも、盗品で中古ってこと考えたら、高くねぇかとも思える。

そういえば、3日前にドロボウ宿でドイツ人のおっちゃんが盗られたDVDプレイヤーも、オーナーがここに売りに出てるんじゃないかって探しに来てたっけ。

実際に、日本人旅行者でデジカメ盗られた人が、その後ここに来たら、盗られたデジカメがここで売りに出されてたってこともあったらしい。

嫁さんの水着も、ひょっとしたらここで売られてるんじゃないかと探してみたが、残念ながら売りに出されてはなかった(笑)。

それにしても、盗品がこれだけ堂々と売られてるなんて…こんなんでいいのだろうかエクアドルは…


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2008年4月18日(金)
引っ越し
昨日の日記に書いた通り、新市街の宿にお引っ越し。この宿は、ガラパゴスに行く前と後と泊まっていた宿。

宿代は13ドルと、昨日までが4ドルだったのと比べると高いが、ネットもフリーだし(実際は、隣の宿の無線を勝手に傍受)、セキュリティーも問題なさそう。今日から安心して泊まれる!

銀行の件もあって書いてなかったが、グアテマラに引き続き、今新市街でサルサを習ってるんで、しばらくはここキトの新市街にいる予定。


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2008年4月17日(木)
盗難…
以前の日記にもドロボウ宿のことを書いたと思うけど、自分たちが今泊まってる宿は、そのドロボウ宿。値段は、すこぶる安いが、自分でしっかりセキュリティー管理をしないと、ドロボウにやられてしまう。

そんなドロボウ宿で、昨日、2件も盗難事件が発生!

1件は、早朝に到着した日本人が、部屋のカギをかけずにシャワーを浴びに行った15分くらいに、財布から100ドルちょっと抜かれたようだ。ただ、ドロボウ宿で部屋のカギをかけずに、シャワーに行くのはいくらなんでも無謀すぎるだろう…自分も含め他の日本人の宿泊客もそう思っていたようだが、そんなことは盗られた本人に言えるわけはない…

ただ、もう1件の方はというと、これはちょっと悪質。ドイツ人のおじさんが、個室の部屋に自分の南京錠をかけてたのに、それを開けられて、最新(本人談)のDVDプレイヤーを盗られてしまった…

一応、2件とも宿の評判をこれ以上落としたくないオーナーの意向で、それなりの保障をしてもらうということで落ち着いたようだ。

しかし、事件はこれだけじゃなかった…

今日、さらにもう1件盗難事件が発生!

そして、その盗まれた当事者は、な、なんと俺ら!というか、正確に言えば、嫁さん。

盗まれたものは…

嫁さんの…

水着…

今日、洗濯して屋上に干していたのをやられた。確かに今思えば、屋上に無造作に洗濯物を干していたのが悪いかもしれない。でも、洗濯物まで盗られるなんて…

これじゃあ、安心して泊まれたもんじゃない。

それに、昨日の夜のことだが、部屋にかけた自前の南京錠のカギを、俺も嫁さんも部屋に置いたまま、カギをかけるというミスをおかしてしまった…

いつもは、どっちかがカギを持ってるのを確認してから閉めるのに、昨日は3日間銀行タライ回しにされた疲労で、その確認すら怠ってしまうくらい疲労困憊していた…まあ、そういうことにしておこう。

とにかく、部屋から閉め出しをくらってしまって、やっちゃった〜。どないしよう?

そんな状況で、とりあえず南京錠をぶっ壊すしかないと思い、事情を話して、ロビーでハンマーやらなんやらいろいろ工具を借りに行ってみた。そしたら、従業員のホセが、そんなの簡単に開くよと言って、余裕の表情で南京錠の束を持って、自分らの部屋まで来る。そして、持っていたカギの束から1個ずつ、俺らが日本から持ってきた南京錠にカギを差し込んでは回していく。

開いてくれ〜と思う反面、これで開いたらちょっと微妙やなと思いつつ、ホセがカギを差し込んでいくのを見ていたら、すぐにカギが開いたじゃないか!

嬉しいのは嬉しいが、ちょっとだけ複雑な気分…

要するに、自分の南京錠を閉めてても、あんまり防犯効果はないってことになる。

銀行で500ドル行方不明になるわ、洗濯ものの水着も盗られるわ。他に2件も盗難事件も発生してる。正直、今自分らツイテないんで、このままこの宿泊まってたら、次は現金・カメラ・パソコンとか金目の物を盗られそうな予感がしてきた…

二人ともそんな予感がするってことで、もう宿を移ろうってことになった。

ということで、流れを変えるべく明日から、以前何泊かした新市街のお宿に移ることになりました。やっぱり、宿代安くても物盗られたら意味ないんで。


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2008年4月16日(水)
徒労…
昨日は、夜中の3時過ぎまでかかって銀行に提出する報告書を書いていた。

書いていたと言っても、実際に書いたのは俺じゃなくて、宿にいた親切なシステム・エンジニアのおじさん。

ちょうど、宿の一室をインターネットルームにしている時で、おじさんはそのために仕事に来ていたのに、おじさんに、昨日、一昨日の銀行での出来事を話したら、それはけしからん!俺が、その銀行宛てにクレームの報告書を書いてやる!と、自分の仕事そっちのけで書いてくれた。

Y君が通訳して、おじさんがそれをスペイン語で書くっていう作業。すぐに終わりそうなもんだが、おじさんは、かなりきっちりしたものに仕上げたいようで、Y君とあ〜でもない、こ〜でもないと言いながら、3時間近くかけて書き上げてくれた。

おじさんは、昨日も一昨日も、宿に泊りこんで徹夜で作業していて、今夜も徹夜仕事なはずなのに、わざわざ俺らのために時間を割いてくれたのだ。おじさんの厚意に、ただただ感謝するばかり。

このおじさんのような優しさが、ほんの少しでもあの銀行の連中にもあれば、こんなに振り回されることもなかったんだが…

ともかく、こうまでして書き上げた報告書を持って、また今日も銀行に行ってきた。これに、担当職員のサインとしてべロニカのサインをもらって、本店に掛け合えば、対応してもらえるという予定だった。

しかし、昨日はサインするとか言ってたあのべロニカが、今日行ったらサインしないと言ってやがる!これは、こういう事故があってそれに対する責任をべロニカにとらせようってもんじゃなく、いうなれば、単に担当にあたった職員のサインとしてもらうだけのものなのに…

毎日、毎日、コロコロと対応変えやがって!下手に関わって、責任とらされるのが嫌だからといっても、銀行の人間がこんなんでいいのか?

そして、今日は本店じゃなくて、こっちの店舗に行けと言ってくる始末。本店じゃあ、この問題は取り扱ってくれないとか言ってるし…じゃあ、昨日本店に行けって言ってたのはなんだったんだ?

もう行っても無駄だとは思っていたが、これでダメなら最後と思って、言われた店舗に行ってはみたけど、対応は昨日と一緒。「うちじゃあ、無理。」、それだけ…

こうして、俺らの3日間の銀行行脚は終了したが、全くの徒労に過ぎなかった…

結局、日本のカード会社に連絡して、カード会社からこっちの銀行のほうにクレームを入れてもらって処理してもらうことにした。今思えば、最初からそうしときゃ良かったんだが、きちんと自分で抗議すれば、こっちの銀行も適切な対応をとってくれるだろうと思ってた自分が甘かった…

ここは日本の銀行じゃなくて、ラテンの銀行だった…


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2008年4月15日(火)
タライ回し…
午前中、昨日べロニカが言ったように、クレジットカードの利用履歴から、500ドル引き出したというデータが消去されているかネットで確認した。

すると、データは…

案の定消えていなかった…

まあ、予想通りの展開…

やっぱり、ラテン野郎の言うことは基本的に適当で信用できない。銀行の対応でこんないい加減さだから呆れてしまう。

とにかく、俺らの500ドルは返金されていないことが分かったわけだ。これは、もう一度銀行に行かないといけない。

今日も、Y君が俺らのために一緒について来てくれるという。ありがたい。正直、Y君がいるといないでは抗議できる内容がまるっきり違ってくるから。

銀行に行き、昨日同様べロニカに、データ上まだ500ドル引き出したままになってることを伝えたら、昨日は問題ないとか言ってたくせに、今日になって、

「この問題はうちの責任じゃないから分からない。」

とか言いだしやがった。

じゃあ、どこに行ったら、この問題に掛け合ってくれるんだと問いただしたら、それも分からないとか言う始末。

その対応に呆れるし、同時に怒りがこみ上げてきたが、ここで切れたらこっちの負け。我慢、我慢。

というより、こっちが切れたら、ラテン人は逆切れして後は知らんぷりってことになるのがオチだから、ここはなんとか堪えた。

とにかく、内心はらわた煮えくり返る思いをしながらも、冷静を装いつつ、どこに行ったら掛け合ってくれるか教えてくれと頼む。

そしたら、渋々本店の銀行で掛け合ってくれるはずだと言う。じゃあ、その本店に行くから住所を教えてくれと言ったら、それは教えられない、というか分からないとか、また訳の分からないことを言う…

同じ市内にある本店の住所を教えられない、知らないわけないやろ!

ここでも切れそうになったが、我慢、我慢と自分に言い聞かせて、なんとかべロニカに渋々本店の住所を教えさせた。

ただ、昨日も適当なこと言ってごまかしてたべロニカのことなんで、あんまり信用はできない。Y君が、

「本店に行っても然るべき対応をしてもらえなかったら、明日、今回の事故に関する報告書を自分たちで書いてくるから、それにサインしろよ。」

と言うと、

「シー!(もちろん、サインするわ!)」

と、自信満々だがウソ臭い返事…

こうして、本店へとやってきた俺達。本店の受付で、事情を説明して、ここに行けと言われたところに行って、事情を話してみた。

が、対応した銀行員は、うちじゃ対応できない。何回聞いてもそれだけ…

ここで対応してもらえると聞いて来た、と反論するも最後まで相手にしてもらえず…

どうなってんだ?この銀行の対応は…

普通、日本で預金引き出そうとして出てこなかったら、大問題だぞ。1円でも計算合わなくても問題なのに、今回の場合はは500ドルという大金にも関わらず、この適当な対応。

結局、今日も銀行をただタライ回しにされただけで、何の解決策も見いだせなかった…


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2008年4月14日(月)
消えた500ドル…
今日、新市街の銀行での出来事。

ガラパゴスでお金もたくさん使って、手持ちの現金も少なくなってたんで、銀行のATMまでお金を引き出しに行った。

ATMにカードを入れ暗証番号も入力し、500ドル引き出そうと金額も入力。あとは、現金がATMから出てくるのを待つだけ。ATMが、ガーッという音をたててお金を数え始め、その音が止まり、お金が出てくるかなと思ったら、もう一回ガーッと音をたててお金を数え始めた。そして、また音が止んで、現金取り出し口のふたが開いたんで、さあ500ドルを取ろうとしたら、1枚もドルキャッシュが出てきていない…

おいっ!おかしいぞとATMの画面を見たら、なんかスペイン語で表示が出てきたが、すぐ消えてしまい何が書いてあったかよく分からずじまい。当然、レシートも出てこなかった。

すぐさま、銀行のスタッフを呼んできて、お金が出てこなかったことを説明したら、「ノー、プロブレム。」とすぐさま答えてきた。基本的に、ラテンのノー、プロブレムは、プロブレムなことが多いから信用できない。

何がどうノー、プロブレムなのかしっかり説明せいと抗議すると、お金もレシートも出てこなかったんだから、データ上500ドルおろしたことにはなってないと言ってるが、はっきり言って信用できねぇ。ただ、自分もネットで500ドル引き出したことになってるかどうか、まだ確かめたわけじゃないから、とりあえず退散することにした。

その後、昼飯を食いに行ったんだが、やっぱりどうも嫌な予感がする。すぐさま、ネットカフェに行ってカードの利用状況を調べたら、予感的中…やっぱり、さっきの500ドル引き出したことになっている。俺は1円も手にしてねぇぞ!

今度は、ちゃんとATMの通信にミスがあったことを猛抗議してやろうと、辞書を持ってさっきの銀行へと向かった。その途中、偶然にも同じ宿のY君と路上でばったり遭遇。お〜!ここでY君と引き合わせてくれるとは、これはきっと神の思し召しに違いない。そう思わずにはいられなかった。

というのも、Y君はエクアドルに2年くらい住んでて、スペイン語ペラペラ。彼が一緒に来てくれれば、辞書を引き引きしながら、俺が抗議するよりも全然いい!

Y君に、今日の銀行での出来事を話すと、一緒に行って文句言ってやると、快く引き受けてくれた。

こうして、Y君を連れて銀行に行き、さっき問題ないとか言ってた『べロニカ』っていう女スタッフを呼びつける。

「さっき、問題ないとか言ってたけど、さっきネットで調べたら、しっかり500ドル引き出したことになってんぞ!」

そう抗議したら、

「毎日、閉店後にATMの入金額と出金額の全データを照合してるから、今日みたいにエラーがあればすぐ分かる。その場合は、その利用ログは消去するから、明日になればその利用データも消えてるから、また明日ネットで調べてみて。ちゃんと消えてるから。消えてなかったら、また明日来てちょうだい。」

と、自信満々に答えた。

俺もY君も、はっきり言ってべロニカが言ったことを全く信用できなかった。ただ、べロニカがあまりにも自信満々で答えたのと、万に一つでもそのような手続きを取って、明日になったら今日のエラーしたデータは消えてるかもしれないと考え、今日はそれで引き下がることにした。どうせ、明日もここに来なくちゃいけないんやろなぁ…、そう思いながら。


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2008年4月13日(日)
夕飯係り
一昨日の金曜に飲んだとき、話の流れで今日の夕飯係りを承ることになり、俺らが豚の生姜焼きと豚汁を作るということになった。

ということで、昼からその食材を買いに市場まで買い出しへ。最初の予定では、7人分くらい作ればいいってことだったんで、そのつもりにしてた。しかし、食べる人数が急に増えて最終的には12人。

人数増えたから、材料を買足しに行って夕飯作ったんやけど、さすがに10人を超える人数分作るのは大変。まず、そんだけの人数分を1回で作るだけのデカ鍋やらがないんで、二つに分けて作らないかん。ただ、二つに分けて作るんはいいが、今度はコンロの口数が2つしかないから生姜焼きと豚汁を同時進行で作れない。おまけに、米も炊かないかん。てんてこ舞いの忙しさである。

結局、2人の人に手伝ってもらって嫁さんと4人で夕飯作ったけど、できあがるまで3時間くらいかかった…なんか合宿の食事係りにでもなったかのようだった。

やっぱり、自炊するんも7〜8人分くらいが限界。それ以上になると、ちょっときつい。そういえば、前回もメキシコで10人分くらい作って大変だったの思い出した。

でも、みんなで酒飲みながらワイワイ言って、飯食うのは楽しいからいいんやけどね。


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2008年4月12日(土)
再びサルサ
グアテマラで習ったサルサ。ここエクアドルも、安く習えるということもあって、新市街の方にいくつか教室がある。

嫁さんが、ここでもしばらく習ってみたいということで、新市街までレッスンの申し込みに行ったんだけど、土・日はレッスンが休みということで開いてなかった。残念。また月曜日に出直してこよう。


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2008年4月11日(金)
バーベキュー
前も泊まってた旧市街の安宿へ引っ越し。二人で1泊4ドルと安い。日本人が多く泊まってる。

3週間ぶりにこの宿に戻ってきたら、3週間前にもいたY君がまだいた。あれから、スペイン語やサルサ習ってたらしい。

それから、コロンビアで会った同じ福岡出身のT君もいたし、さらには、もう去年になるが中米のグアテマラで会ったK君もいた。

知り合いがたくさんいたこともあって、盛りあがってしまった。しかも、今日の夜は以前この宿に勤めていて、客の日本人女性と結婚した従業員が、一時帰国して遊びにくるということで、夜は屋上でバーベキューらしい。

チョックインして屋上に行ったら、ひもに繋がれた鶏がいたんでなんなんやろう?と思っていたんだけど、どうやら今日の晩飯にするために、Y君達が市場で買ってきたようだ。かわいそうなチャッピー。一応、この鶏の名前みたい。K君が命名。たった1日限りの付き合いなんだが…

チャッピーをしめるのは、経験者のT君。けっこう上手だった。羽根をむしる時に、お湯をかけてからやった方がよく取れるなんていう通な知識を披露してくれた。(俺らが知らないだけなんやろうけど…)

チャッピーも完全に俺らの餌と姿を変え、他の肉やら野菜なんかも準備が整い、炭火の用意もできて、バーべキューを開始。

ここまでは完璧だったんだが、いざ肉を焼き始めたら、なかなか肉が焼けない…炭の火の付き具合はいいんだが、バーベキュー用のコンロが深すぎて、肉まで十分に熱が伝わらないのだ。しかも、炭の質もあまり良くないんか、火力が長続きしない。

なかなか焼けない肉。みんな腹は減ってるんで、サラダとか食って空腹をしのいではいるが、やっぱり肉が喰いたい。

結局、下のキッチンで肉を焼いてきて、それを炭火で温めなおすという、もはやこれをバーベキューと呼んでいいかどうかも分からないことになってしまった。

そして、今日のメインディッシュともいっていい、鶏肉になっちゃたチャッピーのお味はというと、固くて固くてあんまり食えたもんじゃなかった…地鳥は歯ごたえがあって美味いとかいうが、もう地鳥を通り越えて、ゴム並の歯ごたえだった…味もあんまりないし…

まあ、火加減がいまいちだったり、チャッピーのお味もいまいちだったりしたが、みんなでワイワイ酒飲みながら話せたんで楽しかった。


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2008年4月10日(木)
物価が安く感じる
昨日、ガラパゴスから再びキトに戻ってきて、荷物を預けていた新市街の宿へ。



本当は、1泊だけして今日旧市街の安宿へ行く予定にしてたが、この宿はワイヤレスでネットし放題。といっても、実際はこの宿の隣のホテルのやつを勝手に受信してるだけなんやけど…

そいうこともあって、3週間近くネットしてないこともあり、もう1泊することにした。

そういえば、買い物行ったら、物価が島と比べて半額以下に安いんで感激!一応、キトはエクアドルの首都。やっぱ、島の物価が鬼のように高かったことを、戻って来て改めて実感させられた。

ガラパゴスから帰って来たばかりで、何でもかんでも安く感じてしまう。別に島に行く前と行った後で、キトの物価が変わったわけじゃないのに。無駄使いしないように、早く物価の感覚を本土用に戻さねば。


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2008年4月9日(水)
バイバイ、ガラパゴス
2週間ちょっといたガラパゴスとも、今日でお別れ。とりあえず、自力で島巡りして見られる動物は全部見られたんで満足。

ゾウガメ、ペンギン、イグアナ、アシカなどなど毎日、毎日見てたけど、意外に飽きることなく過ごせた。

今回は、クルーズじゃなくて自力で島めぐりしたが、次回来ることがあれば、次はリッチにクルーズで島めぐりしてやるぜ!

最近は、観光客の増加や本土から持ち込まれた家畜の影響なんかで、どんどん島の生態系が破壊されているのが、深刻な問題らしい。

最初は、入島料が100ドルなんてバカ高いと思っていたが、これが島の動物の保護のために使われると考えれば、まあ今となっては仕方ないかとも思える。ただ、ちゃんと島の動物の保護のために使われてればの話だけど…

かつて、ダーウィンがこの島での発見を基に、『種の起源』を書き、「動物たちの楽園」とまで言わしめたこの島の自然が、いつまでも損なわれることがないようにあってほしいものだ。

と、帰り際になって、ちょっと殊勝なことを考えたのでした。


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2008年4月8日(火)
楽しいシュノーケリング
今回のガラパゴスでもやったけど、今まで何回かシュノーケリングをしたことがあったが、正直そこまでめちゃくちゃに楽しいもんじゃないなというのが正直な感想だった。

やっぱり、ダイビングするせいか、どうしてもそっちの方が楽しいんで、シュノーケリングの魅力というものをあまり感じられなかった。

ただ、今日初めてシュノーケリングが楽しいと思えた。理由は、アシカの赤ちゃんと戯れることができた。ただ、それだけなんだけど。

カワイイアシカの赤ん坊が3〜4匹ほどいて、好奇心旺盛で、自分らの周りにすぐ寄ってくるし、俺が持ってたタオルを噛んできたりと、ほんとに手の届く距離まで来て、一緒に泳いでた。

近づいてくるアシカの赤ん坊と目があったりするんだけど、目がくりくりしてて本当にかわいい。癒されたっす。

こういうシュノーケリングならやってて楽しい。そう思えた。それが今日の収穫。


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2008年4月7日(月)
タクシーチャーター
今日は、リッチにタクシーをチャーターして島内を観光。というより、今日行きたいところが公共交通機関で行けないから、そうなっただけなんやけど。

とにかく、日本じゃあり得ないタクシーチャーターなんていう贅沢して、セレブな気分で観光できた。

そういえば、このドライバー3〜4か月前に日本のテレビ関係者のドライバーをしたと言ってた。竹ノ内豊が、ガラパゴスに取材に来てたとか言ってたのを聞いたのも、ちょうどその頃だったから、それかもしれない。

朝から昼過ぎまでタクシーで観光。ちょっと贅沢した1日だった。


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2008年4月6日(日)
ラテンのサッカー好き
今日の夜は、サッカーのエクアドル代表の試合をやっていたこともあって、島の男どもはみんなサッカーの試合を見て盛り上がっていた。

みんなビール飲みながら、大盛り上がりで試合を見てた。エクアドル本土から離れた島暮らしとはいえ、やはり血はエクアドル人。だから、みんなサッカー大好き。やっぱ、ガラパゴスもラテンんやなぁ〜。そう実感させられた出来事でした。


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2008年4月5日(土)
ビール
今日、夕飯に行ったレストランで、ビールをコーラやスプライトで割りながら、ひたすら飲んでるエクアドル人がいたが、あれは美味いんだろうか?

ビールベースのカクテルってのも知ってるが、あれはあきらかにまずそうだった…炭酸を炭酸で割るという画期的なアイデアだったのかもしれないが。まあ、こっちの人はコーラとかの炭酸飲料大好きやから、ああいう飲み方もあるんかも。

いずれにしても、暑いガラパゴスなんだから、ビールは冷えたやつもキューッと飲むのが、一番美味いやろ。

そんなことを考えながら、こっちじゃ、なかなか日本みたいにジョッキで生ビール出す店なんてないから、久しぶりに日本の冷えた生ビールをジョッキで無性に飲みたくなってしまった。居酒屋行きてぇ〜!


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2008年4月4日(金)
臭い…
宿の前に、小さなビーチがある。別名アシカビーチ。昼間は、あんまりアシカはいないが、夜ともなるとビーチを埋め尽くすくらいにアシカであふれ返る。



          夜のアシカの群れ

そして、気が付いたことが。アシカって近くによると、かなり臭い…しかも、こんだけの量のアシカがいると、それはそれはすごい臭いだ…

この臭いを嗅いで、アシカも獣なんだと実感したのでした。


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2008年4月3日(木)
サン・クルストバル島へ
朝の4時半起きで、サンタ・クルス島経由でサン・クリストバル島へ移動。



イサベラ島からサンタ・クルス島への移動は波が荒くてかなり揺れた。ちょっとしたアトラクションさながらのスリル。

あと、途中でボートが海面に浮上してきたマンタを轢いたようで、2機あるエンジンの1機が動かなくなってしまった。果たしてマンタは無事だったんだろうか?あのエンジンに巻き込まれたんじゃ、無傷で済むわけないし、ちょっとかわいそう…

サンタ・クルス島からサン・クリストバル島に行く船の乗り継ぎまで時間があったんで、この前も行ったダーウィン研究所に、またゾウガメを見に行って時間を潰す。これで、ゾウガメも見納めである。

ゾウガメに最後の別れをして、2時すぎのボートでサン・クリストバル島へ。今回は、午前中と違って全然揺れなかった。途中、イルカがジャンプしながらボートを追いかけて来て、ツーリストの乗客はみんな大興奮!

こうして、2時間かけてサン・クリストバル島に到着。最期の滞在となる島。明日からまたいろいろと楽しもう。


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2008年4月2日(水)
ゾウガメ
ガラパゴスといえば、ゾウガメ。ここにしかいな固有種で、さらに島ごとにまた種類が違う。

そんなゾウガメも、昔は海賊のタンパク源として食い荒らされたり、その後は、島民が卵を食いまくったり、本土からやってきた家畜にえさ場を荒らされたりして、現在絶滅の危機に瀕している。

そんなゾウガメを保護して増やしていこうと、イサベラ島には、ゾウガメ保護センターがある。

センター内には、何種類かのゾウガメが飼われている。ここで、係員の手厚い保護を受けながら、ある程度の大きさになったら野生に返されるわけだ。

そんなセンター内を歩いていたら、1匹のゾウガメが、ゾウガメにしてはなかなかのスピードで歩いている。自分には、ノロノロ歩いているようにしか見えないが、おそらくゾウガメ的には、渾身の力をこめた全力疾走だっただろう。

なんだろうと思って見てたら、その先にそのゾウガメから逃げるようにして歩いているもう1匹のゾウガメ。これは、もしや雄が雌を追いかけているのでは?

必死に逃げる雌ガメ。必死になって追いかかる雄ガメ。しばらくそれを見ていた。

雄のほうが、体も大きい分だけ歩調も長く、徐々にその距離が縮まっていく。

雌カメは、正方形をした飼育場の隅に逃げていく。そんな方向に逃げていっても捕まるだけなのに…

そして、案の定。

逃げ場を失った雌ガメはとうとう…

雄ガメに覆いかぶされてしまった…

それから、雄ガメのグウォー、グウォーというけたたましい音が響いてきた。勝ち名乗りでもあげているのだろうか。普段ののらりしたゾウガメの印象とは全然違う勇ましい声。

あとで、係員に聞いたらゾウガメの交尾はなかなか見られるもんじゃないからラッキーだったねと言われた。

ゾウガメの新しい命が生まれる瞬間に立ち会えたというわけだ。こうやって、ゾウガメの数が順調に増えていってくれるといいものだ。

それにしても、あの温厚そうなゾウガメのグウォー、グウォーという声はすごかった。まだ、耳にこびりついて離れない。

      

           愛しあう…ゾウガメ…


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2008年4月1日(火)
ペンギン
ガラパゴスは、南極の方から冷たいフンボルト海流が流れてくるから、赤道直下でもペンギンが見られると聞いていた。

ただ、去年のペルー沖の大地震の影響がガラパゴスにもあったようで、ペンギンはどっかに避難してしまって、それっきりガラパゴスで見られなくなったらしい…

しか〜し、今日イサベラ島から船で10分くらいのラス・ティントレラスという小さな島に行く途中で、ペンギンを発見。ペンギン達がガラパゴスに帰ってきたようだ。

陸では、ヨチヨチとこけそうに歩いてるペンギンだけど、海に入ったらあんなに速く泳げるなんて知らなかった。水族館の小さな水槽じゃあ、ペンギンの泳ぎの上手さなんてなんて分からないんで、ちょっとした驚き!

去年の年末にガラパゴスに来たという人から聞いた話だと、ペンギン見たいなら400ドルでペンギンがいる島まで連れて行ってやると言われたそうだ。ペンギン見るのに400ドルかよ…



         帰ってきたペンギン

400ドルの拝観料が、0ドルで済んだ。今日は、ラッキーな1日だったということかな。


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