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2008年8月31日(日)
日曜市
昨日に引き続きリベルダージへ。

リベルダージでは毎週日曜日に露天市をやっていて、いろんな日本食の屋台が通りに並ぶ。

 

         今川焼を焼くおばあちゃん

 

          屋台の定番たこ焼き

 

              おはぎ

これ以外にも、焼きそば、天ぷら、お好み焼きなどいろいろと懐かしいものがいっぱいあった。なんといっても屋台で売っているというのが、雰囲気があっていい。日本の縁日そのまんまといった感じがしてよかった。

      

そういや、こんなものも売っていた。盆栽。

リベルダージの日曜市。昭和の駅前商店街の縁日といった感じで、なんだか懐かしい感じがして楽しかった。

今川焼美味かったなぁ〜。


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2008年8月30日(土)
リベルダージ
ブラジルといえば日系人。その中でも、もっとも日系人が多く住むサン・パウロには日本人街がある。こっちで、リベルダージと呼ばれているのがそれだ。

そのリベルダージに今日足を運んでみた。

 

行ってまず驚いたのが、 通りのど真ん中にあるこの大鳥居!街灯もなにげに提灯のかたち。

      

そして、その大鳥居の手前にある橋が、大阪橋!ブラジルの商業都市サン・パウロと日本の商業都市大阪が、姉妹都市として結ばれた記念に命名されたとのこと。

 

通りのタイルも日本的。

そんな通りの両サイドには、日本語で看板を掲げるお店が何軒も軒を連ねている。

 

途中でつまみ食いしたたこ焼き。味はまあ普通だったが、ここがブラジルということを思えば、最高のクオリティーだろう。

ラーメン屋、とんかつ屋、居酒屋、スナックといった日本食屋が無数にある。どこに入ろうか悩むくらいあるんだから、それがすごい。

当然、日本食材を売るスーパーもあるわけだが、ここなんか入ってびっくり!完全に日本のスーパーそのまま。

     

お米も、こしひかり、秋田こまちなどいろんな銘柄からお好きなお米を選べます。

 

寿司もたくさん売っている!他にも、豆腐、油揚げ、納豆なんか普通に売ってた!

 

 

ふりかけと飴玉。種類多すぎて、どれを買っていいか迷って選べねぇ。カレー粉やラーメンなんかも同じように、何種類も売ってた。

これ以外にもいろいろ売ってたが、とにかくこっちで手に入らない日本のものなんてないくらいの充実した品ぞろえ!

日本を離れて1年以上も経つ自分らには、どれをとっても懐かしいものばかり。あれも買いたいこれも買いたいと目移りしてしまう。

とにかく、ここでその商品を眺めてるだけでも楽しかった。ヘタなテーマパークに行くより、こっちのほうが断然楽しかったといえるくらいだ。

まさに、ここは長期旅行者にとってのディズニー・ランド。何を見ても楽しい。すべてが、ミッキーやミニーといったディズニーのキャラクターみたいなもん。

今日は、そんなリベルダージのワンダーランドで、年甲斐もなくはしゃいで参りました(笑)。


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2008年8月29日(金)
サン・パウロに戻る
夜サントスからサン・パウロへと戻ってきて、再び鹿児島県人会へチェックイン。

そういえば、今鹿児島県人会には3人長期の旅行者が泊まっているが、そのうち2人は知り合い。こっちも最初着いた時、2人がいてびっくり。

1人は、コロンビアやエクアドルでも会ったT君。T君はお金がブラジルで尽きて、今日本食レストランで週6日働いてお金を貯めている。

もう1人は、エクアドルで会ったKさん。Kさんは、鹿児島県人会は居心地もいいし、しばらくいようかなと思って、今こっちで空手を習ってるらしい。その合間に週3日だけT君と同じ日本食レストランで働いている。

もう1人の旅行者の人も、同じ日本食レストランで働いている。

とにかく、今鹿児島県人会はこの3人がいるから、4ベットのうち3ベットが埋まってるから、実質の空きベットは1つのみ。

そういうこともあって、自分はロビーのソファーで寝る羽目になっているわけである。あの2人さえいなけりゃ、普通にベットに寝れたのに。早く出て行ってくれないかなぁ(笑)。まあ、冗談ですが。

T君、Kさん、毎日余った日本米を持って帰ってきて、俺らにも食わせてくれてありがとうございます。日本米食えるなら、僕はソファーでもかまいませんので(笑)。


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2008年8月28日(木)
サントス
サン・パウロからバスで1時間くらいのところにあるサントスまで1泊旅行。

サントスは、ブラジル最大の貿易港。そして、ここサントスは、1908年に日本からのブラジル移民第1号の『笠戸丸』が着いたところでもある。

サントスのビーチには、1998年に「ブラジル日系移民90周年」の記念碑がある。

      

 

 

そして、今年2008年は日系移民100周年の記念すべき年。各地でもいろいろと100周年を記念したイベントが行われているようだ。

この記念すべき年に、ブラジルにいるのも何かの縁。今まであまり知らなかった移民の歴史について、少し勉強してみよっと。


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2008年8月27日(水)
鹿児島県人会
日系人が多くいるブラジル。その中でも、サン・パウロが日系人の数が一番多く、何日か前にいたクリチバのパラナ州とサン・パウロ州だけで日系人の90%がいるらしい。

そんな日系人の多いサン・パウロには、なんと47都道府県全部の県人会というものが存在する。

そして、今自分が宿泊しているのは、その中の鹿児島県人会。

基本的に各県人会とも、旅行者が宿泊できるところはほとんどなく、泊まれても日系の方の兄弟・親戚といったところがほとんど。

そんななか、1年くらい前から鹿児島県人会だけ旅行者が宿泊できるようになった。県人会には、鹿児島からの研修生や日系人の方が住んでいるが、その空き部屋を一つ旅行者用にしたようだ。

県人会の宿泊所といっても、鹿児島県人会はプール付きの豪邸!広いロビー、大きくて使いやすいキッチン、洗濯機に乾燥機、ネットもフリーと長期旅行者にはこれ以上ないくらいの環境。

しかも、サン・パウロの他の日本人宿が鹿児島県人会よりぼろくて汚いにも関わらず、最低1日30レアル(約2000円)するところ、鹿児島県人会は15レアル(約1000円)と半額!1か月だと、1日あたり6レアル(約400円)という長期割引まである。

とにかく、べらぼうに居心地がいい鹿児島県人会。

予約しようと電話した際、空きベットが一つしかないから無理だと最初断られた。でも、自分はロビーのソファーで構わないからと、半ば強引に頼み込んで今回泊めてもらった。

そもそも、ロビーのソファーでも十分寝心地いいから問題なし(笑)。

それにしても、快適な宿やなぁ〜。


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2008年8月26日(火)
サン・パウロ
クリチバから夜行バスでサン・パウロに到着。

 

サン・パウロは南米最大の都市。高層ビルが乱れ立ち、久々の大都会にちょっと興奮(笑)。

そんな大都会サン・パウロで、やらないといけないことがある。

まずは、カメラの修理。というか、ゴミ取り。またゴミが付いてしまい、自分でも取り除こうと試みたけどダメだった。

サン・パウロには、PENTAXの海外修理センターがあると書いてあったので持って行ったら、日系2世の方が経営する修理店だった。当然、日本語でばっちり対応していただく。

ゴミがなかなか取れない旨を伝えると、10分もかからないうちに取ってくれた。自分がやっても、なかなか取れなかったのに、さすがにそこはプロ。これでまたキレイな写真が撮れます。しかも修理代は無料!本当にありがとうございました。

そして、もう一つの用事はというと、ある人を訪ねに。

1ヶ月くらい前に義父から、義父のいとこがサン・パウロに仕事で赴任してたと思うから、まだいるかどうか知らないけど、行ったら訪ねてみてはというメールが。

一応、職場の電話番号と住所を教えてもらっていたので訪ねてみることにした。

前もって電話で確認すればよかったんだが、もらった電話番号は7桁なのに、現在のサン・パウロ市内の電話番号は8桁…昔の電話番号のため電話での確認はできず、ゲリラ訪問という運びになった。

もらった住所も、すでに変わってしまってるんじゃないかとちょっと心配しつつ地図を頼りに行ってみたら、なんと日本総領事館と同じビル。

ビルには、知っている日本の企業のオフィスがいくつも入っている。その中に、目的の会社名を発見。どうやら、住所は変わっていなかったらしい。

かなり立派なビルのため、当然セキュリティーも厳しい。会社を訪問しようにも、1階の受付でパスポートを提示して、訪問理由まで言わないといけない。

手続きを済ませて、ようやくオフィスに到着。受付でミスター・○○は、ここで働いていますか?と聞くと、ハイという返事が。

それから、ちょっと待って義父のいとこ(以下、Mさん)が登場!まだ、ここサン・パウロにいらっしゃいました。

自己紹介をしたあと、オフィスのMさんの部屋に通され、いろいろと話を。そして、今日の夕飯をMさんからご馳走していただくことになった。

こうして連れて行っていただいたのは、日本食のしゃぶしゃぶ。しかも、和牛!和牛のしゃぶしゃぶなんて日本でも食ったことないぞ!

ブラジルで和牛が食えるなんて信じられないが、なんでも、日本から受精卵を持ってきて、それを繁殖させたらしい。そいういった理由で、ブラジルでも和牛しゃぶしゃぶが食えるようだ。

そんな理屈はいいとして、久々に食った和牛は最高!とろけた!

 

              和牛!

和牛以外にも、刺身やカレイのから揚げなど、美味しいものてんこ盛り!

 

 

いや〜、ほんとにどれを食っても確かな味というか洗練されてたなぁ。それもそのはず、このお店、東京の銀座に本店があるお店で、ここはそのサン・パウロ支店なのだ。

大変美味しゅうございました。


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2008年8月25日(月)
列車の旅
クリチバ近くにモヘチスという町があり、クリチバからそこまで鉄道が走っている。

風光明媚な高原の中を走る鉄道ということで、観光客にも人気があり、週末には観光列車も出ているようだ。

ただ、週末の観光列車と平日のローカル列車では料金にべらぼうな差があるため、観光列車になんのこだわりもない俺らは、日をずらして今日の列車にした。決して観光列車が高いから、ケチったわけではない。観光客がいっぱいの観光列車よりも、ローカルな列車で地元の雰囲気を味わいたいという俺の旅のポリシーがそうさせただけだ。

さらに、往復乗って同じ景色を2回見るのもどうかということで、行きはバスで行き、帰りをこの鉄道の旅にすることにした。もう一度言うが、これも決して片道分の電車代をケチったわけではない。何事も勝負は1回きりという俺のポリシーがそうさせただけだ。

まあ、俺のポリシーはどうでもいいとして、昼過ぎにモヘチスの町から予定通りこの列車に乗ってクリチバへと向かった。

列車は、快調にスピードをあげていく。自分もこれからどんなきれいな景色が車窓から見られるのかとワクワクしていた。これから約3時間の列車の旅を心行くまで満足するぞ!

しかし、それからちょっと走って列車が信号で停車。そして、そのまましばらく動かなくなってしまった。なにやら、信号トラブルとかで直るまで先に進めないらしい。

はぁ〜、信号トラブルかよ。でも、直るまで待つよりしょうがない。そんなに時間もかかるまいと思って気を取り直す。

でも、1時間待っても列車は動く気配すらない。さすがに、ちょっとイライラしかけてきたころに、車掌からお菓子の差し入れが!

お菓子で俺らのイライラを抑えようということか。そんな子供騙しにはひっかからんぞと思っていたが、小腹も空いてたんで、素直にお菓子をいただく(笑)。

それから、さらに1時間ほど待ってもまだ列車は動かない。このまま日が暮れてしまうんじゃないかと、さすがにちょっと心配になってきた。暗闇の中を走ってもらっても、景色がきれいもなにもあったもんじゃないからな。

そんな心配をしていたら、ようやく列車が動き出した。これなら、ぎりぎり日没までには間に合うだろう。ギリギリセーフといったところか。

こうして、車窓からの風光明媚な景色を堪能して、無事クリチバへと戻ってきたのだった。

ちょっとヒヤヒヤの列車の旅だった。


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2008年8月24日(日)
ポルトガル語の発音
ブラジルに入って3週間くらい経つけど、マジでポルトガル語分かんねぇ…

まあ、数字とか旅に必要な基本フレーズだけは丸暗記して使ってるから、そこまで不自由は感じてはいないけど。

そんなよく分からんポルトガル語だが、ちょとおもしろいことに気づいた。

ポルトガル語では、単語の頭の“R”音は、H音になる。例えば[Rapid(急ぐ)]は、「ピド」と発音せずに、「ピド」となる。

あと子音のみの“L”音は、「ウ」に近い音になる。[Hotel]は、「ホテル」じゃなくて、「ホテ」と発音する。

そして、この二つのルールを元にみんなが知ってるサッカーのブラジル代表を呼んでみることにした。

・ロナウド → ホナウド
・ロベカル → ホベカル
・リバウド → ヒバウド
・ロナウジーニョ → ホナウジーニョ

う〜ん、なんか下手そうな名前に聞こえてくるのは俺だけだろうか(笑)。なんか、ドリブルとか下手そうだし。これなら、日本代表にも少しは勝ち目がありそうな気がしないでもない。

それと、誰もが知ってる世界的なお祭り「リオのカーニバル」も、「オのカーニバル」となるわけだ。ヒオのカーニバルってのも、なんかリズム感なさそう(笑)。誰も見にきそうもない。

とまあ、日本で聞いていた発音と本場の発音との違いで、ちょっとおもろいかなと思ったんで書いてみた。以上、ポルトガル語プチ発音口座でした。


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2008年8月23日(土)
市場見学
夜行バスで早朝クリチバに到着。

 

明るくなるまでバスターミナルで待機。

それにしても、クリチバ寒い…日本とは逆で、ブラジルは今真冬。標高900mのクリチバは、この時期はコートやセーターがいるくらい冷え込むようだ。

外も明るくなり、バスターミナル前の宿にチェックイン。

昨日のバスであまり寝れなかったからと、部屋で嫁さんが寝ている間、自分は宿のすぐ近くの市場へふらっと行ってみた。

クリチバは日系人が多いということもあって、市場の中は、けっこう日系人経営の日本食材店も多い。会話も日本語が聞こえてきたりする。

話は変わるが、昔カルロス・トシキ&オメガドライブとかいうグループがあったのをご存じだろうか?確か、杉山清貴がプロデュースしてたんじゃなかったかな。そのカルロス・トシキが住んでいるのが、ここクリチバらしい。カルロス・トシキって日系人だったんですな。知りませんでした。今は、こっちに戻ってきてレストランを経営しているらしい。

市場では何も買わず、日本食材のウィンドウ・ショッピングをしただけだったが、それだけでもかなり楽しめた(笑)。

次のサン・パウロに行けば、もっと規模のでかい日本人街があるというから楽しみだ。

あれも買いたいこれも買いたい。市場を見て、欲望というか日本食に対する食欲が、すでに今のうちから膨らんでいくのだった(笑)。


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2008年8月22日(金)
空地のインディヘナ
昨日滝を見たあと、お隣の国パラグアイのシウダー・デル・エステへと移動。

 

パラグアイといっても、シウダー・デル・エステは国境を接したすぐ隣の町だ。

でも、成長著しいブラジルから来た自分らにとって、国境をまたいだだけのシウダー・デル・エステの町は、その貧相ぶりが目についた。

走ってる車やバスもぼろいし、道にごみとかいっぱい落ちてる。

バスターミナルの横の空き地には、インディヘナ(先住民)と思しき人が暮らしている。

 

         バスターミナル横の空き地

ほとんど家とも呼べないビニールを張り合わせただけのあばら家。今は乾季だからいいが、雨季なんか住めたもんじゃないだろう。

バスを待ってる時、隣にいたおばちゃんに、あの人らはなんというインディヘナか聞いたら、『グアラニー族』というらしい。

グアラニーと聞いて、そういえばパラグアイのお金の単位ってグアラニーだったなと思いだす。

そんな自国のお金の単位にもなってる先住民なのに、その暮らしぶりたるやかなり悲惨なものがある。

結局、中南米の国どこについてもいえることだと思うが、欧米からの植民地支配はなくなったといっても、経済的な支配は今でも続いているということだ。

白人系の人間がその国の経済を支配し、経済の最下層にいるのがインディヘナという構図はだいたいどこの国も一緒。

そして、最下層にいるインディヘナは基本的に貧困にあえいでいる。

空地のインディヘナの暮らしぶりを見て、中南米の経済の縮図を見る思いがした。


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2008年8月21日(木)
イグアスの滝 in アルゼンチン
昨日に引き続きイグアスの滝へ。今日はアルゼンチン側を見に行ってきた。

アルゼンチン側の見どころはというと、『悪魔ののどぶえ』といわれる滝壺を間近に見られるところ。

      

『悪魔ののどぶえ』までは、長い橋を渡って行く。10分くらい歩くと、ゴゴゴォー!というすごい音とともに、『悪魔ののどぶえ』がその姿を表した。

 

      

      

すっ、すごい!ものすごい水量の水が滝壺に落ちて行く。滝壺の下の方は、わき立つ水しぶきで全然見えない。とにかく、その圧倒的なスケールに息をのむ。

落ちて行く滝をずっと眺めていると、吸い込まれそうな感覚におちいる。嫁さんは、ずっと見てると酔いそうと言っていた。悪魔ののどぶえには、人を引き込む魔力でもあるのだろうか?そんな気になってしまう。

それにしても、よくぞこんな間近で見られるところまで橋を造ったもんだ。

アルゼンチン偉いぞ!


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2008年8月20日(水)
イグアスの滝 in ブラジル
今日の観光は、ブラジル側のイグアスの滝見学。

今アルゼンチン側に宿泊しているが、日帰りでブラジル側に行くにも、ちゃんと出入国の手続きをしないといけない。

それがちょっと面倒ではあるが、そんだけ両国の国境がしっかりしてるってことでしょう。

それはいいとして肝心の滝だが、やっぱ世界遺産になってるだけあってスケールでか!どごごごごぉー!というすごい音。あまりの滝の水量の多さで、マイナスイオンが溢れまくっててびしょ濡れになっちゃたよ。カメラ使うのもかなり気を使った。

あと、いろんなところに虹ができていて、それがまたキレイでグッド!

      

 

 

 

 

 

ブラジル側はアルゼンチン側に比べると、迫力もなくて面白みにかけるなんて言う人もいたけど、全然そんなことはなかった。迫力ありまくりだったと思う(笑)。

明日は、ここよりもすごいというアルゼンチン側に行く予定。楽しみだ。


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2008年8月19日(火)
熱狂!
朝からイグアスの滝を見に行く予定が、二度寝してしまって行けず…

無駄な一日を過ごす羽目になったわけだが、昼前に町をプラプラしてたら、ちょうどオリンピックのサッカーで、アルゼンチン対ブラジルをやっていた。

街中の飲み屋では、どこも朝っぱらからビール飲みながらサッカー観戦してるアルゼンチン人でいっぱい。

試合はまだ0対0だったが、しばらくしてアルゼンチンが先制。それで、もうみんな大フィーバー。町のあちこちから歓声が響いてきた。

自分も前半まで観てから、銀行に用事があったので銀行へ行く。着いたころには、後半が始まっていて、銀行員も仕事そっちのけでサッカーに夢中。

惜しいシュートとかあると、あっ!とか声をあげてサッカーばかり見てる…おかげで、仕事がまったくはかどらない。そのせいで、窓口には長蛇の列。でも、並んでるアルゼンチン人もサッカーに夢中だから文句を言う人もいない。

結局、これじゃあ埒が明かないってことで、銀行での用事はあきらめ、帰り道の途中でアルゼンチン人に混じってサッカー観戦。

結局、アルゼンチンがブラジルに大勝。町はちょっとしたフィーバに。飲み屋で乾杯を繰り返す人達。車のクラクションとかもガンガン聞こえてきた。

今日は滝には行けなかったが、アルゼンチン人のサッカーの熱狂ぶりの一部を垣間見れた1日だった。


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2008年8月18日(月)
肉とワイン
昼前に、イグアスの滝のアルゼンチン側の拠点となる町プエルト・イグアスに到着。

宿を決めた頃には、ちょうど昼飯時になっていたので、飯を食いにレストランへ。

アルゼンチンといえば肉の国。安くて美味い肉が食えるということで有名。あと、ワインも上質のワインが肉同様に安く飲めるようだ。

ボニートの宿で知り合った日本人旅行者に教えてもらった店へ行ってみた。地元民向けのレストランといった感じの店で、お客もかなりのものでほぼ満員。きっとうまい店なんだろう。期待できそう。

今日はもう観光もしないからっちゅうことで、昼にも関わらず、まずはビール。ビールもでかくて1リットルのやつが出てきた。それからワインをボトルで注文。

お次は肉。スペアリブの炭火焼きが美味そうだったんでそれを注文。あと、血入りのソーセージも美味いと聞いていたのでそれも。

 

     

肉もワインも美味かった!

ビール・ワイン・肉。これで値段は2000円しないくらい。外食でこの値段なら安い。

肉とワイン。この二つが安くて美味い。それだけでも、アルゼンチンは良さそうな国だ(笑)。

今回はイグアスの滝を見に来ただけで、ちょっとしかいないから、次回のアルゼンチン訪問が、すでにかなり楽しみ!


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2008年8月17日(日)
冷蔵バス
ボニートを離れ、次の目的地プエルト・イグアスへ。

 

世界3大瀑布と言われるイグアスの滝を見るためだ。イグアスの滝は、ブラジル・アルゼンチンの2カ国にまたがって存在し、プエルト・イグアスはアルゼンチンの町になる。

1回乗り換えを含め17時間の移動らしいが、ブラジルのバスは値段は高いが、高いだけあって乗り心地もいいんで、寝てればいいんで楽だ。ただ、冷房が効きすぎてるから、フリースとかの防寒具は必須。ブラジルのバスは、冷蔵バスって言われるくらい寒いので有名。

でも、ベネズエラのバスはこれより寒くて、冷凍バスと言われているらしいから、考えただけでも寒気がする。

とにかく、寒いブラジルの冷蔵バス。冷房がガンガン効いてるのも、やっぱサービスの一環なんやろうか(笑)?


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2008年8月16日(土)
すごい!!
今日は無事に天気も晴れ。

プラータ川でのシュノーケリングやってきました!ただただすごいその一言に尽きる。

最初に水に浸かって水中を見たとき、そのあまりの透明度に息をのんだ。魚もピラプタンガをはじめいろんな魚が手が届く距離にわんさかいる。熱帯魚をいれたキレイな水槽の中を泳いでいるような感じがした。ヘタなダイビングなんかするくらいなら100倍こっちのほうがいい。

そう思えたくらい素晴らしい世界が水中に広がっていた。3時間という時間がウソのように短く感じられた。

写真がないのが残念だが、宿のおばちゃんから写真貰ったので写真のっけときます。

 

 

 

 

 

 

 



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2008年8月15日(金)
シュノーケリングできず…
今日は待ちにまったリオ・プラータでのシュノーケリングツアー。

ここボニート周辺は清流が多く水がきれい。その清流をシュノーケリングしながら下って行くというツアーが、最近人気を集めているらしい。

 

        泳いでる魚はピラプタンガ

こんな感じで、かなり水が澄んでいる。魚もメチャクチャいるらしく、とにかくグレートなところだから絶対行けと欧米人にもどっかで勧められた記憶がある。

そういうことで、ボニートにはこのシュノーケリングをするために来たわけだ。ただ、プラータ川までの公共の交通機関というのが毎日はなく、タクシーチャーターで行くか、決まった曜日に出る乗り合いのバンで行かないといけない。

タクシー代もバカにならないし、他に行くところもあったんで、自分らは金曜日のバンを予約して今日のこの日を待ちに待っていたわけだ。

そんな心待ちにしていたツアーだったのに、今日は朝からどんよりとかなりいやな感じの天気。雨雲と思しき黒い雲が、どんどんこっちに流れてくる。そして、その雲の流れていく先には、目指すプラータ川がある。

嫌な天気だなぁと宿で朝飯を食ってたら雨が降り出す。あ〜、雨かよ。ここで降り出したってことは、この雲の流れからいくと、確実にプラータ川も雨だなとは、天気予報士でもない素人の俺でも分かるような状況。

雨が降ったら川が濁って透明度が悪くなる。特にこの辺りは赤土の大地なんで、泥が川に流れ混みやすい。雨なんて降ったらツアーどころじゃないんじゃないだろうか?

そんな心配をよそに、乗合バンが俺らを迎えに来る。ここで、今日はこんな天気だけど大丈夫なの?と聞いたら、大丈夫、大丈夫という返事。本当かなと思いつつも、バンに乗り込む。

ボニートの町からプラータ川までは、車で約1時間の距離。客をピックアップし終え、プラータ川へ出発となってから10分も経たないうちに、雨がどしゃ降りに変わる。

その後も雨は止むことはなく、逆に激しくなる始末。

そのまま、プラータ川へと到着。

はっきり言って、こんな雨じゃツアーなんて無理だろう。

結局、ここに着いてからになって、今日はツアーができるかどうか、今公園の係りの者が川の状況を調べに行ってますと言われる。

しばらく待たされてから、今日の川の状態はいつもの半分以下。透明度もあまりよくないので、お薦めはしませんという回答。天気の回復を待って、また明日来た方がいいですよと言われた。

自分らも、透明度のいい川を見たいんで、今日はやめにして明日来るつもりでいたが、ここでひとつ問題が。

明日来るなら、明日の乗合バンの代金も今日とは別にフルチャージで払わないといけないと言われたこと。片道一人2500円近い料金をである。

納得がいかない俺は、町に戻り旅行会社に抗議へ。

そもそも今日は、朝から天気が悪く雨も降っていた。自分は、出発前に大丈夫かと確認もした。プラータ川周辺に雨が降っていたのも、旅行会社の人間なら分かり切ってたことだし、そもそも電話で確認すればいいだけのことだろ。完全に見切り発車というか、まあとりあえず行くだけ行って、ダメならそん時考えりゃいいやというラテン的発想。

天気なんで仕方ない部分はもちろんあるけど、今日に関してはそっちの判断ミスも明らかにあるやんけ。それなのに、また明日送迎代フルで払わされるなんて納得いかない。少なくとも、そっちも責任の片棒担いで明日の送迎代半分持てよ。残りの半分は俺らが持つから。

こんな感じで文句言ったら、最初は渋ってた旅行会社も最終的にはそれで納得。半額で落ち着いたわけだ。

文句も一応言ってみるもんだ(笑)。


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2008年8月14日(木)
子犬
       

一昨日から宿にいる子犬。動物好きの宿のおばちゃんが連れてきた。

 

 

 

 

今日はとくにやることもなく、かわいい子犬と戯れながら癒されてました。


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2008年8月13日(水)
ラゴ・アズール
ボニートから車で1時間ほどのところにあるラゴ・アズールへ行ってきた。ラゴ・アズールはポルトガル語で、青い湖のこと。

半地底湖って感じのところで、水が青く澄んでいてきれい。

 

そんなラゴ・アズールで、この青い湖を見てきれいだぁと思っていたら、ガイドが実はもう一つのラゴ・アズールがありますと言う。

えっ!どこどこ?と思っていたら、あれですとガイドが教えてくれたのは…

 

L・Aで、LAGO AZUL…湖面に映った石が、L・Aに見えるだろうってことだった。

まあ、確かにそう見えるけどね…


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2008年8月12日(火)
美味!
昨日食えなかったピラプタンガ食ってきました。

 

今回は、特別にピラプタンガとピラニアの刺身を半々にしていただいた。たぶん、上がピラニアで下がピラプタンガやったかな?

両方とも川魚特有の臭みとか全然なくて美味かった。特に、ピラプタンガの方が脂ものっててかなりの美味!

こんなに美味いなら昨日行った川にわんさかいたんで、捕獲してくりゃ良かった(笑)。

 

こちらは、ピラプタンガの塩焼き。これも美味かった!

ボニートのシンボル・ピラプタンガ、かなり美味な魚でした。


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2008年8月11日(月)
ピラプタンガ
 

ボニートの町のシンボル、ピラプタンガという魚。公園の噴水にこんなドデカイ置物があるところからも、かなりの人気者のようだ。

 

            けっこうデカイ

このピラプタンガ、けっこう美味な魚らしい。今日、川でたくさん見てたら無性に食べたくなってしまった(笑)。

ボニートに、日本人がやってるレストランで刺身で食えると聞いて行こうと思ったが、月曜日は休みで行けなかった。残念。明日、行こうっと。


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2008年8月10日(日)
ハチドリ
ハチドリ。花の蜜を吸う小さなかわいい鳥だ。

 

              ハチドリ

動きがすばしっこいから、なかなか近くで見れないんだが、今泊まってる宿はハチドリを餌付けしてるんで、手が届くくらいの距離でその姿が拝める。

 

宿のおばちゃんが、上の写真みたいな容器に蜂蜜溶かした水をいれて置いといたら、どこからともなくこのハチドリがよってくる。

ブーンという蜂の羽音のような音を響かせ飛んでくる。音を聞く限りでも、かなりの振動数だ。いったい1秒間に何回羽を動かしてるんやろう?

蜜を吸う姿をマジマジと眺めていると、長い舌がペロペロと出てくる。これで蜜を吸ってるようだ。

 

         先っちょの白いやつが舌

以上、ハチドリの生態についてのプチレポートでした。


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2008年8月9日(土)
ツアー4日目
ツアー4日目。

午前中、ロッジの近くを歩いて散歩。

      

森の中で見つけたグルグル巻きついた木。他の木に寄生して生きてるらしい。寄生した木を枯らすことも。その場合は、また別の木に移動して、半永久的に生き続けるようだ。

 

            青色のオウム。

      

         ロッジの飼いイノシシ

ツアーはこれで終了。かなり楽しいツアーだった。

午後はバス乗り場まで送ってもらい、次の町ボニートへ移動。

 


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2008年8月8日(金)
ツアー3日目
ツアー3日目。

今日の午前中は乗馬。馬に乗って湿原の中を散策。

 

今は乾季だから馬も歩きやすいが、雨季は馬が埋もれちゃうくらい水がたまるらしい・。

続いて、午後はトレッキング。

 

トレッキングっていっても、湿原なんで御覧のとおり裸足で歩かないといけない。

      

途中で見つけたカピバラの骨。

 

これがカピバラ。かなりデカイいが、アナコンダはこれを丸飲みするらしい。ああぁ、恐ろしやぁ。


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2008年8月7日(木)
ツアー2日目
ツアー2日目。

午前中は、ボートに乗って川を下りながらアニマルウォッチング。

ほとんど鳥ばかりだったけど、いろいろ見れた。特徴的だった鳥の写真だけ紹介。

 

くちばしが個性的なツゥカーノ。和名だと、オオクチバシだったかな。

 

これは、トゥユユ。パンタナールのシンボル的な鳥。かなりでかい。

      

トゥユユの立った姿はこんな感じ。

 

名前は忘れたが、飛べない鳥。ダチョウの仲間かな?

 

あと、このピンク色のイッペイの木がちょうど今の時期はいっぱい咲いてて、日本の桜みたいで綺麗だった。

続いて午後は、ピラニア釣り。

針に生肉を付けて釣る。釣り竿で水面をビチャビチャと叩くのがポイントだとか。そうすることで、ピラニアが動物が溺れたと勘違いしてよってくるらしい。

針を水面に垂らして、30秒もしないうちに竿に餌をつっつく手ごたえが伝わってくる。でも、釣れた!と思って引き上げても餌だけ持っていかれてしまってた。

そう、ピラニア釣りは引き上げるタイミングが勝負。

最初は、みんなそのタイミングがよく分からなかったが、だんだん慣れてきて、本日の釣果は大漁!大漁!自分も5匹釣り上げた。

 

釣り上げたピラニア君。噛まれると、マジで指をざっくりやられちゃうんで、針の取り外しは要注意。

釣ってきたピラニアは、晩のおかずとなってご登場!

 

骨が多くてちょっと食べにくいが、味はなかなか美味しい。

以上、今日のツアーでした。


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2008年8月6日(水)
ツアー1日目
パンタナールツアーの初日。

初日といっても、今日はコルンバから昼のバスで2時間ちょっとかけて、パンタナールの入口まで行き、そこから4駆でさらに1時間くらいかけて、ロッジまで移動して終了。

ツアーの本番は、明日からというわけだ。

そういえば、ツアーは最安のドミトリー部屋のやつを申し込んだのに、手違いでドミが満杯状態だからってことで、ドミトリーと同じくらいの広さの個室にタダで変更してくれた。

ロッジの人は、申し訳なさそうにしていたが、全然問題ないです。というより、こっちのほうが全然いいです。むしろ、こっちからお礼を言いたいくらいだった。

飯も美味しいし、部屋も申し分ないし、なんかいいツアーになりそうな予感!


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2008年8月5日(火)
ブラジル入国
昨日、なんとかブラジルビザを取得し、そのままブラジルへ移動。現在コルンバという町に滞在中。

 

ブラジルのこの辺りは、パンタナールという大湿原が広がっていて、動物の宝庫となっている。

ここコルンバは、そのパンタナールへのツアーの拠点の町だ。

自分らも、明日から3泊4日でパンタナールツアーに行ってくる。

そういえば、昨日の日記に書けなかったが、不法滞在中だったため、ボリビアの国境では超過日数分の罰金を請求された。しかも、ひとり20ドルとかふざけた値段を最初要求された。

罰金の値段は人から聞いて知ってたから、1日10ボリビアーノ(約150円)で、40ボリビアーノだろと言うとあっさり引き下がった。ただ、罰金も値上がりしてて、1日13ボリビアーノになってはいたが。

1日13ボリビアーノ×4日×2人分で、104ボリビアーノのはずだったが、係りのおやじが計算間違って、半分の52ボリビアーノで済んだんでラッキーだった。

ただ、、おやじが押した出国スタンプは入国から30日後に日付をごまかして押してあった。つまり、俺らは30日以内にちゃんと出国したことになってるわけで、罰金という名でおやじに払った金は、奴の懐に収まったというわけだ。まあ、日付偽装の手数料といったところだろうか。

まあ、俺らも得したし、罰金はおやじの懐に収まったわけだから、お互い得してよかったんじゃないかなぁ(笑)。


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2008年8月4日(月)
簡単には取れないブラジルビザ
今日は、待ちに待ったブラジルビザ取得の日(笑)。

張り切って、開店の8時に合わせてブラジル領事館へ向かった。

領事館に着くと、当然のことながら自分たちが一番乗り。受付のおやじに、ビザの取得に来た旨を告げると、クレジットカード、イェローカードの提示だけで、出国用のチケットのことは何も言われなかった。

書類に必要事項を記入しビザの代金も渡した。あとは、パスポートにビザが貼られて出てくるのを待つだけだ。

受付のおやじからも、すぐできるからそこのソファーにかけて待っていろという指示。

これで、ようやくブラジルに入国できると胸をなでおろした。

それから3時間くらい待っただろうか。ようやく受付のおやじに呼ばれた。

やっと、待ちに待ったビザが取得できたとばかり思っていたら、いきなりお前らブラジル出国用のチケット持ってないから、ビザの発行はダメだと言われる…

そ、そんな…ここの領事館では、出国用のチケットの提示は必要ないんでは?と食い下がると、このおやじはただの受付のおやじで、ポルトガル語がしゃべれるから雇われてるだけのボリビア人と判明。

おやじも、自分はただ事務仕事をしてるだけだから、よく分からんってことで、ビザ担当の領事館員が出てきたんだが、こいつが曲者で、とにかく何を言っても出国用のチケットがないとビザは発行できんの一点張り。

じゃあ、今まで3時間待たされてたのはなんだったんだ?3時間の間に、客は俺らだけだったのに、あんたその間何をしてたんや?

3時間も待たされて、それで出国用のチケットないからダメって言われても困るんですが…理由が、それなら3分も待たんで言えるやろ。

こいつのアホさ加減にイライラきたが、ここでこいつを怒らせてはどうにもならないと思い、とにかく頭を下げ、女に弱いラテン人に嫁さんのお色気作戦まで使ったが、まったくダメ。

ここでビザが取れなきゃ、またサンタクルスまで15時間かけて列車で戻って、そこから20時間くらいかけてパラグアイまで行き、さらにバスを乗り換えて6時間くらい行ったところで、ようやくビザが取れる。

考えただけでもイヤになる…

完全に途方にくれていたら、領事館員と思しき一人のおじさんが出勤してきた。昼も近いこんな時間に出勤してくるくらいだからお偉いさんなんだろうか?

そのおじさんが、途方にくれている俺らを見て、どうしたんだと声をかけてくれた。

いやぁ〜、これこれこういう感じで、ブラジルビザが取れないから困ってるんですと言うと、それなら私がビザを取れるようになんとかしてあげるよといってくれるじゃないか!

そう言って、さっきの堅物領事館員のところに行って、なにやら交渉を始めてくれた。

そして、ブラジル出国用のチケットではないが、ここプエルト・スアレスからサンタクルス行きの列車のチケットでもって、出国用のチケットとしてくれるとのこと。だから、今から行って買ってきなさいと言われる。しかも、列車のチケットはあとで無料でキャンセルできるんで何の問題もない。

そういうことで、急いで駅まで行ってサンタクルス行きの列車のチケットを買いに行ったはいいが、ここでまたしても問題発生…

チケット購入の時、パスポートを提示しないといけないんだが、実はこの時点で、自分ら二人はボリビアの30日という滞在許可日数を4日オーバーしてしまっていた。

1日のオーバーにつき罰金を払わないといけないんだが、2週間くらいまでなら、許可日数の延長にかかる費用よりも安いんで、罰金払えばいいやと思っていたのだ。

このせいで、駅員に不法滞在になってるからチケットは売れないと言われてしまう。チケットを買いたいなら、ちゃんと延長の手続きをしてから、もう一度買いに来るように言われるが、延長の手続きができる一番近いところといっても、ここからだとサンタクルスになってしまう。

あぁ、完全に八方塞がりの状態に陥ってしまった…

途方にくれながら領事館まで戻り、おじさんにチケットを買えなかった旨を伝える。そして、こっちも破れかぶれで、一昨日サンタクルスからプエルト・スアレスに来た時のチケットを見せ、これじゃだめかと、冗談半分で聞いてみた。

そしたら、おじさんは、仕方ない、もうこれでなんとか押し通して、ビザが下りるようにしてみようと言うじゃないか。

何をどうゴリ押ししたかは分からないが、こうして、おじさんの計らいのおかげで、なんとか無事にブラジルビザを取ることができたのだった。

おじさん、ありがとう!あなたがいなかったら、今頃どうなっていたことやら。

とまあ、こんな感じでいろいろあり、ビザ取得に5時間以上かかったのだった。マジで疲れた…


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2008年8月3日(日)
明日が待ち遠しい…
予定外に宿泊することになったプエルト・スアレス。

今日は日曜日なんで、中南米の大体の町がそうであるように、お店とかほとんどど〜っこも開いとりましぇん。飯屋を探すのも、一苦労でございます。

あまりに暇なんで、ひょっとしたらひょっとして、ブラジル領事館が開いていたりしないかと、様子を見に行ったが開いてるわけがない…ただ、空しさを倍増させるだけだった…

早く明日が来ねぇかなぁ〜。待ち遠しい…


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2008年8月2日(土)
ブラジルビザ…
プエルト・スアレスの駅に朝到着。

電車の揺れも慣れちまえば気にならず、自分は爆睡していたんだが、嫁さんは酔いもあってあんまり寝れなかったらしい。

それはいいとして、ここプエルト・スアレスから一気にブラジルへと行きたいところだが、ブラジルは南米では唯一ビザが必要な国なんで、当然のことながらビザがないと入国できない。

しかも、ブラジルビザはけっこう取得が面倒な大使館や領事館が多く、ブラジルからの出国用のチケットやクレジットカード、銀行の残高証明、イェローカードが必要だったりとかなり面倒くさい。

特に、陸路で南米を旅してる者にとって、ブラジル出国用のチケットってのが一番のくせもの。長期旅行者が基本的にそんなもん持ってるわけがない。

じゃあ、長期旅行者はブラジルビザをどうやって取得してるんだということになるが、南米に何か所かだけ出国用のチケットなしでも簡単に、ブラジルビザが取得できるところがあるので、大体がみんなそのどこかで取得している。

その簡単に取得できる領事館の一つが、ここプエルト・スアレス。

申請して2時間くらいで取得できると聞いたんで、午前中行って、ビザもらったらそのままブラジルに行くつもりでやってきた。

駅からタクシーで、ブラジル領事館まで連れてってもらう。

が、しかしそこには驚愕の事実が…

ブラジル領事館は、土、日がお休みなのだ…

領事館のブザーを押してはみたが、ただ空しくブザーの音が鳴るだけで、誰も出てこない…

完全に曜日のことを頭に入れてなかった…

領事館なんていう役所が、土、日やってるわけないよなぁ…

日本の親方日の丸の役所も、どこも土、日休みなのに、ブラジルの役所が土、日やってるわけがない…

あぁ、アホやぁ…

こんな国境の田舎の町で、無駄に2泊もしないといけないとは…

こんなことなら、日曜までサンタクルスにいればよかったよ…

けんちゃんにも行けたし、土曜限定の豚骨ラーメンとか食えたのに…

と、いろいろ愚痴ってみたが、とりあえずここプエルト・スアレスで月曜までの2日間、ブラジル領事館が開くのを待つこととしよう。

ビザ欲しかったなぁ…


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2008年8月1日(金)
揺れる列車…
サンタクルスからプエルト・スアレスまでの移動に鉄道を利用した。

 

 

           今回利用した列車

今回の列車は、かなり揺れが激しかった。鉄道がこんなに揺れるもんかと思ったが、縦揺れ、横揺れ両方あって、脱線して転覆するんじゃないかと思ったくらいだ。

嫁さんなんか、列車に乗って初めて酔ったとか言ってた(笑)。

ボリビアのバス移動は、ガタガタ道でけっこう揺れることが多い。サンタクルス〜プエルト・スアレス間も悪路でかなり揺れると聞いてたんで、列車での移動にしたのに、まさか列車まで揺れるとは。さすがに、これは想定外だった。

ボリビアの列車恐るべし…


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