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2007年12月31日(月)
大晦日
今日の午前中は、宿のオーナーのJさんと一緒にエビ獲りに。

エビを採るための手作りの仕掛けを携えて、近くの河口まで。



仕掛けの餌は、さばいて残ったカツオやアジのあたま。



これで、モエビを狙いやす!

仕掛けは、ペットボトルで作った簡単な作りだが、けっこうこれでエビが採れる!午前と午後のトータル2時間くらいで50匹以上採れた!



          獲物のテナガエビ

そして、今日は大晦日ということで、Jさんが晩御飯に握り寿司を作ってくれた!中米で寿司が食えるなんて感動!



            握ってる風景



      カツオ・アジ・エビ・タマゴの握り



          中落ちの軍艦巻き

久しぶりのお寿司!美味かった!

準備して握ってくれたJさんありがとう!

それから、魚を釣ってくれたSさんありがとう!

今年を締めくくる最高の晩飯となりました。

だが、お寿司に満足していたが、実はこれだけでは終わらなかった!

なんと!年が変わる頃に年越しソバ!

しかも、今日自分たちが採ってきたきたエビのかき揚げ付き。



             年越しそば

海外にいながら、お魚三昧の年末を過ごすことができて、感無量!

来年もいい年でありますように!


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2007年12月30日(日)
魚料理!
3か月近くいたグアテマラを離れ、今日からお隣の国・ホンジュラスに入国。リビングストンから船でプエルト・バリオスまで行き、そこから陸路で国境を越え、グアテマラとの国境にほど近いオモアという小さな漁村までやってきた。



なんで、小さな漁村のオモアまでやってきたかというと、実はここに日本人宿があるのだ。オモアの自然や人に魅せられて、Jさんという方がここで日本人宿をやっている。なかなか訪れる人は少ないが、行った人の話を聞いたら、ホントにのんびりしていいところということだ。漁村だけに新鮮な魚が食えるという話を聞いており、せっかくならここで年末・年始を過ごそうと思い、ここまでやってきた。正直な話をすれば、美味しい魚が刺身で食える!それだけで、ここまで足を延ばした次第であります。

とにかく、美味しい魚が食べたい!そう思ってやってたオモア。初日から、大満足のメニューでもてなしていただきました。

アジの塩焼き、カツオとアジの刺身&ユッケ&天ぷら&あら煮、それにご飯と味噌汁という、8か月ぶりの生魚料理を作っていただきました。久々に刺身を食し、マジで感動!美味すぎ!

ちなみに、今日食べた刺身は、Sさんといって釣り大好きな方が釣って来てくれた魚だ。獲れたてなだけに美味しい!ちなみに、この釣り名人のSさんは釣りが大好きな方で、勤めていた会社を早期退職して、釣り三昧な日々を送れる移住先を探すために、現在中米旅行中らしい。



            アジの塩焼き



           カツオとアジの刺身



              アラ煮

8か月ぶりの生魚に、美味い!美味い!と感動しつつ、むさぼり食っておりました。マジ幸せ!


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2007年12月29日(土)
ダニ
嫁さんが、ダニに食われまくって痒そう…どうも昨日の宿で食われたみたいだ。比較的きれいな宿だったんで、大丈夫と思ってたんだが…薬局で薬を買ってきて、それを塗ってはいはいるが、それでも痒いようだ。

グアテマラでは、宿でダニによく食われたが結局最後の最後までダニには悩まされた…そういえば、ダニに噛まれてそこをかきむしってたら、そこが化膿して、病院に行ったって人にも二人くらいあったなあ。

グアテマラを周ったかなりの人が、大なり小なりダニに悩まされているところから見ても、グアテマラの旅にダニは付きものなのかもしれない…


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2007年12月28日(金)
ガリフナ族
ボートでドゥルセ川を下って、リビングストンへ。



ここは道路が通じてないんで、移動手段は船のみ。陸の孤島となっている。

そして、もう一つのリビングストンの特徴は、ガリフナ族という民族が暮らす町ということ。ガリフナとは、先住民のカリブ族と、米大陸に奴隷として連れてこられた西アフリカ人との混血による民族ということだ。そのため、リビングストンにはチョコレート色の肌をした人ばかりで、顔つきも今まで見てきたグアテマラの人達とはかなり違う。黒人っぽい人ばかりで、なんだか別の国に来たような気になってしまう不思議な町だ。



        公園で賭けに興じる女衆



           公園で話す若者

      

          ブランコで遊ぶ女の子


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2007年12月27日(木)
小麦粉
フローレスをあとにして、リオ・ドゥルセまで移動。



ここで夕飯に食べたでかいタコスみたいなやつが美味かった。皮がトウモロコシじゃなくて、小麦粉でできてるんで、モチモチして美味い。インドのナンみたいな感じだ。



中に入ってる具は、タコスとそんなに変わらないんで、皮だけでこんなに美味くなるもんだと感心。やはり、食べ慣れないトウモロコシの生地よりも食べ慣れた小麦粉のほうが、日本人の口には合うみたいだ。


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2007年12月26日(水)
ティカル遺跡
フローレスから日帰りで世界遺産であるティカル遺跡まで行ってきた。つい最近値上げして、入場料が3倍に跳ね上がって20$になったらしい。一気に3倍に上げるなよ。観光客が多く来るのをいいことに、グアテマラも強気になって上げてきたようだ。でも、20$は高い気がするよなぁ…ただ、ここまで来て行かないのもバカなんで20$払って行ってきた。



ジャングルで覆われたティカル遺跡は、めちゃくちゃ蚊が多かった。10匹くらいの蚊の大群に襲われ、ずっと頭の周りを飛びながらまとわりついて離れない。長袖・長ズボンで防御していたが、防御の手薄な顔を5か所食われた。

立ち止まると、プ~ンというあの不快な音をさせて、一気に蚊が襲ってくるんで、常に歩いてないといけない。まあ、歩いていても襲ってくるが、止まっているよりはましだ。

そんな蚊の多いティカル遺跡だが、蚊から襲われない唯一と言っていい場所が、ピラミッドの頂上。ティカル遺跡のピラミッドは、急勾配で高さがあるのが特徴で、高いものは70メートルくらいもある。

そういうこともあり、蚊の襲来を避けるために、各ピラミッドごとに頂上へ避難。ただ、勾配がきついんでけっこう怖い。

     

はしごのような階段をのぼる。



頂上までくると、ジャングルの樹海から頭を出したピラミッドが見える。しかも、頂上には蚊もいないし、風もあって涼しい。景色もいいんで居心地がいい。ついつい長居してしまう。見渡す限りの木々で、緑の地平線が見える。グアテマラにも、これだけのジャングルがあるとは知らなかった。


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2007年12月25日(火)
クリスマスですが…
観光に行く予定だったが、のんびりしたフローレスの雰囲気も手伝って、部屋で本を読んだり、散歩したりしってゆったり過ごす。島も、クリスマス休暇ということで、ほとんどの店が閉まっており、おかげで、昼も夜も食事はカップラーメンという始末…

のんびりしつつも、どこか侘しい一日だった…


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2007年12月24日(月)
見たかった…
本日は、クリスマス・イブ。海外でクリスマスを過ごすのは初めてだ。グアテマラはクリスチャンが多いから、派手にお祝いとかするんかと思っていたが、意外にみなさん家族とゆったり過ごすのか、夜に花火が上がったりはしてたが、街は静かだった。

自分たち二人はというと、せっかくのクリスマス・イブなんで、今日は湖畔のレストランでワインを傾けながら夕飯。素敵な夜に乾杯!

というのは冗談で、今いるフローレスは湖に浮かぶ小さな島なんで、基本的にどこのレストランに入っても、湖畔のレストランなのだ。その中の1軒のレストランというか食堂で、イブの夜におっさん二人がビールをガブ飲みしてる真横で、ちびちびとワインを飲んでいた。

ムードもへったくれも、あったもんじゃないが、そもそもクリスチャンでもなんでもないんで、クリスマスだとかなんとかいって、そんなに騒ぎ立てることでもないなと思ってしまう。

そんなクリスマスなんかよりも、自分としてはM-1グランプリのほうが気になってしょうがない。今となっては、俺の中でのクリスマスと言えば、M-1と言ってもいいくらいの存在なのだ。毎年、楽しみに見ていたが、さすがにグアテマラじゃ見れない。残念…帰国後にDVDかりて見るか。でも、そのころには誰が優勝したとか分かってるだろうから、見ても楽しみは半減だな…やはり、生で見ないとだめだよな。見たかったなあ、M-1…朝起きたら、枕元にM-1のDVDないかなあ。

こんな他愛もないことを考えつつ、イブの夜は更けていくのだった…


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2007年12月23日(日)
長い移動
今日は、1日かけてフローレスまで移動。



バスを3回乗り換え、途中川を渡し船で越えたりしながら、8時間ちょっとかかった。グアテマラに来てから、こんな長時間の移動は初めてだ。小さな国だと思っていたグアテマラも、思ったより広いんだなぁ~と実感。


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2007年12月22日(土)
セムク・チャンペイ
昨日の夕方、コバンをあとにした自分たちは、ランキンという、途中から道路も未舗装でがたがたの山の中の小さな村に来ている。



なんで、こんな山奥に来たかというと、ランキンのすぐ近くにセムク・チャンペイというきれいな川棚があって、なかなかいいところだと聞いていたので、やってくることにした。

川棚を見る前に、まずセムクチャンペイのすぐ手前にある鍾乳洞に行った。鍾乳洞のなかを、水着で手にはろうそく1本だけ持って、鍾乳洞の奥まで行くというちょっとしたツアーがあるのだ。中には、照明などいっさいないし、太陽の光もいっさい入ってこないんで真っ暗。途中、泳いだりもしないといけないんで、ヘッドライトも不可。そいうわけで、ろうそくというわけだ。真っ暗な洞窟のなかを、ろうそくだけを持って奥に進む。なんか、怪しい宗教団体みたいな気もしないではないが…でも、ちょっとした探検隊気分を味わえて楽しかった。写真がないのが残念!



そして、鍾乳洞探検のあとセムクチャンペイの川棚へ。上の写真が、その川棚を上から眺めた写真。片道1時間かけて上まで登ってきたかいがあった。きれいな眺めだ!下では、この川棚に入って泳いでいる人がたくさんいて、気持ちよさそうにしていた。

今日は、いつもの市見学とは違って自然を満喫した1日でした。


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2007年12月21日(金)
コーヒー
昨日、ラビナルとクブルコの市を見たあと、コバンという町まで移動してきた。



この辺りは、グアテマラ・コーヒーの主要産地ということだ。街中にもかかわらず、コーヒー農園兼工場があったんで見学に行ってきた。



           コーヒーの実

食べてみたら、ほんのり甘い。初めて、コーヒーの実を見た。こんな感じなんですな。しかも、中の種をローストしてできたのが、コーヒー豆だと初めて知ったし…良い勉強になった。



      ローストする前のコーヒー豆

色も白くて、香りも全然ない。これをローストしたらあのコーヒーの香りが出てくるのかと思うと、ちょっと不思議。



さっきの白い豆を、確か100度くらいと言ってたと思うが、それくらいの温度でローストしたら、いい香りとともに、きれいな焦げ茶色のコーヒー豆が出来上がるというわけだ。

普段、何げに飲んでるコーヒーだが、こうやってできていたんですな。お勉強になりました。


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2007年12月20日(木)
ラビナル&クブルコの市
昨日ケツァールを見て満足した自分たちは、来た道を逆走してラヴィナルという村までやってきた。このラビナルという村と、隣村のクブルコでは木曜市がある。それを見に行ってきた。特に、クブルコの女性が頭につけたボンボンがなかなか良かった!




      

          クブルコのおばあちゃん 

今まで、いろいろとグアテマラの先住民市を回ってきたのも、おそらく今日が最後。いろんな村を訪れて、その村ごとの民族衣装を見ることができて楽しかった。予定外に滞在が伸びてはしまったたが、 その分楽しませていただいた。ありがとう!


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2007年12月19日(水)
ケツァール・ウォッチング
今日は、早朝からバードウォッチング。ある一つの鳥だけを目当てに。なんという鳥かというと、『ケツァール』。グアテマラの国鳥にもなっている鳥で、こっちのお札や硬貨にも載っている。手塚治虫のマンガ、『火の鳥』のモデルになった鳥でもある。そんな人気者の鳥を見るべく、昨日からビオトポ・デル・ケツァールという所の小さな宿に泊まっていた。周りには、この宿以外店一つない静かなところだ。



ケツァールは、標高の高い山中にしかいないらしく、そのため山の中の宿に泊まって、昨日からスタンバイしていたというわけだ。

ケツァールは、早朝に見られる可能性が高いということで、今朝は5時起きでケツァールに備える予定だったが、2度寝してしまい起きたら6時…すでに、空も明るくなってきている時間だ。ああ、こんなんでケツァール見逃したりしたらアホだ。急いで、着替えをしていると、宿の青年が猛ダッシュで自分らの部屋までやってきて、ケツァールがいるよ!と教えてくれる。

なに!もうケツァールがいるのか!

見逃してはならないと思い、急いで部屋を出て、宿の裏の木に目をやるといました!ケツァールが!

      

ちょっと遠目で小さいけど、これがケツァール。全体がエメラルド・グリーンで、胸の部分が赤く、尾っぽの羽がやたら長いのが特徴。

      

空を飛ぶと、尾っぽの羽が新体操のリボンみたいで、かなりキレイ。う~ん、これなら確かに火の鳥っぽく見えなくもないなと思ってしまう。



ちなみに、尾っぽの羽はこんなに長い。

結局、3時間くらいケツァール・ウォッチングを続けて、3匹のケツァールが見れたので満足。2泊しても見れなかったという人もいたりしたんで、1泊で見れてラッキーだった。

ただ、3時間くらい木を見上げ続けてたんで、少々首が痛いのが難点…


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2007年12月18日(火)
快適なバス
チキムラからバスで2時間ほどのキリグア遺跡へ。



グアテマラに来てから、バスといえばチキンバスがほとんどだったが、今日のバスはボロイとはいえ、日本なんかでも走ってるリクライニングの付いているバスだった。チキンバスに乗り慣れていた自分たちとしては、それだけでこの上なくこのバスが快適に感じてしまう。

グアテマラの東部の方は、チキンバスじゃなくて普通の大型バスが多く走ってると聞いてたが、久しぶりに乗ってみると、やっぱりこっちの方がいい!これと比べたら、家畜まで搭乗してるチキンバスはあり得ないなと思えてしまう。

ただ快適とはいえ、料金の方がちょっと心配だ。というのも、グアテマラのバスは大概観光客と見るやボロウとしてくる。グアテマラのバスに関しては、基本的に乗った後に値段を聞いてはいけない。そんなことをしようものなら、大概の場合、高い料金を請求されてボラれてしまう。

今回のバスは、なかなかいいバスなんで、その分ボッテくる額も高かったりするかもしれない。そう思いながら、多少緊張しつつ車掌の運賃回収を待つ。こっちは、一応値段の下調べはしてるんで、それ以上の金額を払うつもりはないが、そこでいろいろと交渉というかなんというか、適当な値段言ってんじゃねぇなどと、時には喧嘩しないといけないのが面倒なのだ。

そして、車掌が自分達のところまでやってきた。いつものように、ボロウとしてくるんだろうかと思っていたんだが、意外にも車掌の方から、こっちが事前に聞いていた料金を請求してきた。いつもなら、むこうから先に正規料金を言ってくることなんてないのに。大概、高い値段を言ってくるのがオチのはずである。

こうして、言われたとおりの値段を払い、あとは心地よく快適なバスの旅を楽しんでいた。とはいっても、これが当たり前のはずなんだけど…

久しぶりに、快適なバスの旅を楽しめました。


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2007年12月17日(月)
ファーストフード店にて
今日はゆっくりしようということで、ファーストフード店でまったり。ネットがフリーでできるので、ネットしたり本を読んだりして過ごす。ここ何日間でいろんなことがあったんで、少し骨休めといったところだろうか。

それにしても、今来ているファーストフード店は、フライドチキンの店だが客が多い。中米では、ケ○タッキーよりもはるかに人気がある店のようで、昼食時や晩飯時ともなると常に満員だ。ファーストフードといっても、こっちの物価で考えると、ちょっとしたレストランくらいの値段がするところだ。家族連れやカップルの客も多い。

たまには、家族で美味いもんでも食いに外食でも行くかといって、ここに来てるのかもしれない。たまには、彼女を連れて贅沢するかといってここに来ている人もいるだろう。クリスマス前だし、たまには美味しいチキンを食うかと、来てる人だっているはずだ。そんな家族連れやカップルがわんさか周りにいる。どこもかしこも、そんな家族連れやカップル、そんな人たちの笑顔で溢れている。なんとも微笑ましい空間じゃないか。

そして、そんな周りの人をしり目に、我ら夫婦はというと、お互いソフトクリーム1個ずつだけ頼んで、何時間も粘るのでした…


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2007年12月16日(日)
再び、グアテマラへ
夫婦二人旅に戻り、残りのグアテマラの見どころを見るべく、再びグアテマラへ。

今日は移動のみで、チキムラという町まで移動して終了。



                   
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2007年12月15日(土)
再会
朝の10時過ぎに、コパンの町に到着。小さな町だ。



  *緑色の線は、自分がたどったルート
  *水色の線は、嫁さんがたどったルート

ひとまず、嫁さんが公園や教会にいないか見に行くもいない。宿にいるか、コパン遺跡にいるかどっちかだろうと考えて、コパン遺跡まで行くことに。

遺跡までは町から徒歩で15分くらい。途中、遺跡観光を終えて帰ってくる旅行者とすれ違う。そのうちの何人かに、

「遺跡で、こんな白い帽子とピンクの上着を着た日本人の女の人を見なかった?」

と聞いてみた。

すると、一人のおっちゃんから、

「ああ、たぶんいたと思うよ。」

という返事が。それを聞き遺跡まで急いで行ってみる。入口で入場料を払い、遺跡の中へ。遺跡のなかでも、何人かに日本人の女性を見なかったか聞いていたら、ある家族が、あっちの遺跡のほうに座ってたわよと教えてくれる。

急いで、教えられた遺跡の辺りまで行ってみたが、見当たらない。キョロキョロとあたりを探していると、さっき尋ねた家族が、わざわざ場所を教えに戻ってきてくれてた。

「そこの遺跡のてっぺんの裏側の木の下で、本読んでたわよ。」

お礼を言って、遺跡を駆け上がる。

いました!いました!嫁さんが!

嫁さんのほうも、誰かから日本人の男の人が君のこと探してる人が入口にいたよと話しかけられて、ちょうど今から入り口まで戻ろうとしていたところだったらしい。

とりあえず、無事でいてくれたようなので安心した。むこうも、この3日間で怒りはおさまったようだ。エル・サルバドルのサンタ・アナで別れたあと、グアテマラのエスキプーラスによってから、ここまで来たらしい。何はともあれ、お互い、こうして無事に再会できたんでよかった。今となっては、お互いが無事だったこと、それだけで十分だ。

かくして、我ら夫婦の3日間、3カ国をまたいでの夫婦喧嘩は終焉を迎えることとなった。犬も食わない話ではございましたが、この辺で失礼させていただきます。


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2007年12月14日(金)
妻探しの旅へ
いろいろ考えた末、喧嘩別れした嫁さんを探しに行くことに。一昨日からのからのルートを予想して、明日はお隣の国、ホンジュラスのコパン遺跡に行ってるだろうと思い、そこまで行くことに。

ローカルバスを乗り継いでいくと、時間がかかるうえに、危険なグアテマラ・シティーで乗り換えないといけない。ということで、ちょっと値段は高いが(高いとは言っても、5ドルくらいしか変わらないんだけど…)、アンティグアから、安全かつダイレクトで行ってくれるシャトル・バスで行くことにした。翌朝4時の出発だ。

妻探しの旅へと行ってきます…


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2007年12月13日(木)
反省…
さすがに、昨日別行動をとったのはまずかったといたく反省…

宿の部屋で、激しく後悔して一日が終わる…


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2007年12月12日(水)
犬も食わない話…
『夫婦喧嘩は犬も食わぬ』。そういう諺がございますが、今日はそんな犬も食わない話でございますんで、興味のない方などは読みとばしてください…

結論から申しますと、今日の昼から嫁さんと別れて別行動になりました。場所は、エル・サルバドルのサンタ・アナというところの公園。そこで、ばらばらになりました…

直接のきっかけはというと昨日の夜。もともと、その2、3日前から喧嘩というか、嫁さんの機嫌が悪く、こっちはほうっておいた。お互い冷戦状態というか、機嫌が悪かったのは間違いない…

そして昨日の夜、晩飯を食べに行った時、何軒か店をあたっていたんだが、その途中で、嫁さんにそこの店何が食べられるか聞いてきてと言われ、聞きに行った。まあ、普通に定食屋のメニューみたいなものがあるという返事が返って来る。それを聞いた自分は、それを伝えようと後ろを振り返り、嫁さんに話しかけようとしたら、嫁さんがいない…

通りに目をやると、俺の前方20メートルくらいのところを嫁さんが歩いている。人にメニュー聞かせにいっといて、なんで帰ってるんや!喧嘩してる時は、そう思ってしまうもので、その時は勝手にそう思ってしまった。後で聞けば、別の店を探してたらしいが…

そして、当てるつもりもはなかったんだが、手に持っていた水入りのペットボトルを前方の嫁さん目がけて投げたら、これが予想外に背中にクリーンヒットしてしまった…俺ってコントロールいいんやね…

いきなり、背後からペットボトルを当てられて、嫁さんも最初は何が起こったか分からない様子。ただ、俺の投げたペットボトルが当たったと分かり、怒り爆発!こっちも、ペットボトルを当てたことは悪いと思いつつも、後に引けないところもあり、人に聞かせに行っといて何帰ってんねん!と反撃。こうして、飯も食わずに宿に帰る。

宿に戻ると、怒り心頭の嫁さんが荷物をまとめて出て行くと言う。いやいや、さすがにここ日本じゃないし、実家に帰らせていただきますっていうても、めちゃくちゃ遠いよ。しかも、夜のエル・サルバドルに女一人で出て行くのは危なすぎるから。そう言って、とりあえず自分が部屋から出ていき、ホテルのロビーのソファーで夜を明かす。

翌朝、少しは怒りもおさまったかなと思い、部屋に戻るも怒りはおさまっておらず…あなたとはこれ以上旅ができないといわれる始末…これからは、お互い一人旅でいきましょうと言われる。

う~ん、なんとかなだめようとするがだめだ。そして、荷物をまとめて出て行こうとする嫁さん。さすがに、ここは日本じゃないしマズイと思い付いて行く。

どこに行くんだと聞くが、そんなのはもうあなたに関係ないと言われる…何を聞いてもダメそうなんで、とりあえず付いて行くことに。ストーキングだ。といっても、この場合、コソコソとじゃなく、全然ばればれ。というか、隣にいたんで、同伴とでも言ったらいいんだろうか…バスターミナルまで一緒に行き、彼女が乗り込んだバスに俺も乗る。行先は、サンタ・アナというところだ。



2時間ほどバスに揺られ、サンタ・アナに到着。もう一度、これからどこに行くのか彼女に尋ねるも、関係ないでしょと言われる…ここが日本の街中なら、はい、そうですか。そう言ってバラバラになれるが、場所が場所だけにそういうわけにはいかない。

こうして、どういうわけか知らぬ間に、自分が彼女の荷物を背負いつつ、彼女の後を付けていくことに。ただ、彼女としては、その時は俺がそばにいること自体がイライラするようで、全くもって改善は望めるような状況ではなかった。

こうして30分ほど町をうろうろして、とある公園に着く。ここで彼女に荷物をベンチに置いてと言われ、荷物を置く。

ここで、少しは落ち着いて話ができるかと思ったが、全然ダメ…今は、完全に俺の存在自体がイライラするようだ。もう何を話しても駄目といった状況…そうなってしまっては、今俺がここにいること自体、火に油を注ぐようなもんだ。なんとか、関係修復を試みるも全くもって効果なし。こっちもこっちで、何を言ってもだめなんで、もうこうなっては、とりあえずお互い離れるしかないかとそう考えてしまう。

こうして、こっちも売り言葉に買い言葉といった感じで、別々に旅しようやと言ってしまう。少しバラバラになった方がいいんやないかと思ってしまったのだ。

かくして、嫁さんを公園に置いて一人街中へと歩いて行く俺。勝手に、足はグアテマラの方へと向いていた。

グアテマラのアンティグアへと戻るバスの途中、喧嘩別れしたことを激しく後悔…日本ならいざ知らず、エル・サルバドルに嫁さん一人にしてくるとは…

とはいえ、今更どうにもならない状況。とりあえず、無事にいてくれることを願うのみ。


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2007年12月11日(火)
サン・サルバドル到着
昨日の恐怖体験を乗り越え、昨日の昼過ぎ、無事にエル・サルバドルの首都サン・サルバドルに到着。



どいつもこいつも犯罪者に見えたが、一般人は実にいい人が多く、猜疑心でいっぱいになった俺の心を癒してくれた。とはいっても、ここは首都。当然、犯罪も多いはずだということで、常に前後左右、怪しい奴がいないかと警戒しながら歩いていた。疲れた…

そして、今日はいっぱいになったお土産を郵便局に出しに行ってきた。グアテマラより安いと聞いていたが、確かにグアテマラより安い!おお、これはエル・サルバドルまで出しにきて正解だと思ったが、よく考えてみたら、ここまで来る交通費やら宿泊費やらを考えたら、実はグアテマラで出してもそんなに値段が変わらなかったということに気付く…

ただ、そこは浮いたお金でエル・サルバドルを観光できたと思えば安いものだ。そう考えることにした。とはいっても、今のとこ拳銃強盗の印象しかないけど…これから、きっといい思い出ができると信じることにしよう。


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2007年12月10日(月)
恐怖体験…
昨日は、エル・サルバドルの国境で一泊したこともあり、実際今日からいよいよエル・サルバドルの旅が始まったようなものだ。昨日までの印象だと、飯も美味いし、人も親切でなかなか良さそうな国じゃないかという気がする。

今日は午前中早くに宿を出て、バスで首都のサン・サルバドルを目指すことに。エル・サルバドルのローカルバスに乗るのは、当然この時が初めてだったんだが、全然グアテマラと違う!

座席がちゃんと一人ずつある。グアテマラのチキンバスみたいに2人掛けのシートに無理やり3人座らせられることもない。おかげで、通路側に座らされて半ケツ状態なんてこともないわけだ。それと、テレビが付いてるのも、久しぶりで新鮮だった。

そんな快適な(といってもこれが普通と思うが…)エル・サルバドルのバスに揺られ、新しい国に入ったなあなんていうちょっとした感慨にひたりつつ、車窓の風景を眺めていた。エル・サルバドルは標高も低いんで、熱帯系の植物が多く目につく。それもまた、今までのグアテマラの車窓の風景とは違って新鮮だった。
とまあ、こんなふうにエル・サルバドルという国を車窓の風景で感じていた。

そんなたそがれていた時に、バスが乗客を乗せるために停まった。まあ、ローカルバスなんで、途中何度も客を乗せたり、降ろしたりしながら進むんで当たり前のことだ。バスは、乗客を乗せて再び走り出した。それから、ちょっと経ってから何気なくバスの通路側に目をやったときだった。前の方の通路に立っていた男が、おもむろにズボンから銃を取りだした。しかも、その瞬間に俺とその男の目があってしまった…

ただ、なぜか一瞬の間だけだが、それを見た自分はああ男が銃を取りだしたよなどと冷静に状況を客観視していた。でも、そんな冷静さもすぐにふっとんで、その後はああマジやばい、とりあえず殺さないでくれとだけ思っていた。

銃を持った男は、乗客で満員のバスの中を人をかき分けながら前の方から後ろの方へ歩み寄って来る。ああ、こん中でツーリストは俺らだけだし、完全に俺らを狙ってくるだろうと思って覚悟していた。とりあえず、言われたとおりにして命だけは助けてもらおう。死ぬのだけは勘弁だ。

そう思って覚悟を決めていたんだが、男は俺の2つ前の席の女の人の頭にまず銃を突き付けた。そして、銃のレバーというかなんというか、撃つ前にガチャリとよくテレビで見るあの仕草。そんな生々しい音を立てて、彼女がしていた金のネックレスを外すように要求。頭に拳銃突き付けられて断れるわけもなく…男に言われるがまま、女の人は男にネックレスを渡す。ああ、今度こそ俺の番だ。俺も頭に拳銃突き付けられるんかよとビビっていたら、男はそのままネックレスだけ取って、バスを停車させ前方の入り口から降りて行った。

ああ狙われずにすんだ!助かって良かった!と胸をなでおろすのであった。マジで怖かったっす!

ただ、その後の乗客の反応もまた、けっこう驚きで、普通ならバスを停めて警察呼んで被害の報告するなんてのが、我々日本人的な発想なんだろうが、乗っていた乗客はこんなのいつものことさとばかりに、大して驚いた様子でもない。ネックレスをとられた女の人も、とられちゃったわくらいな感じで、隣の人と軽く笑いながら話してるし…バスはバスで、何事もなかったように走り続けてるし…なんだか、俺一人だけビビってたんじゃないのか?そんな気にさえなってきた。

それにしても、拳銃強盗がバスに乗ってくるとは…
エル・サルバドルいいとこだなあなんて思ってたのが、一瞬で吹き飛んでしまった。良い人が多いなんて思ってたが、こんな出来事のあとじゃあ、乗ってくる乗客全部銃持ってんじゃないかとか思えてくるし、飯が美味いとか思ってたが、こんな出来事の後じゃ、何食っても味なんかしないだろうし…

こうして、エル・サルバドルに対して抱いていた好印象が一瞬で消し飛んでしまった今日の出来事なのでした。


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2007年12月9日(日)
エル・サルバドルへ
2か月以上いたグアテマラをようやく離れることに。といっても、一時的にだけですが・・・

もともと、グアテマラの下にあるお隣の国エル・サルバドルには行くつもりはなかったんだけど、行った人の話だと、人がいい!飯が美味い!郵便の郵送料がグアテマラより安い!と聞き、お土産がたんまりとたまってしまった自分たちとしては、人も良くて、飯も美味いらしいから、ついでにエル・サルバドル行って、日本に荷物を出すかということにした。(本音は、郵送料が安いから行ったんだが・・・)

そんなこんなで行くことにしたエル・サルバドルだが、寝坊してしまい、宿を出たのは11時すぎ…本当は、今日中に首都のサン・サルバドルまで行きたかった。

とりあえず、行けるとこまで行こうといってみたが、結局グアテマラを出国してエル・サルバドルに入ったところで夕方になってしまい、この先へ行くバスもないと言われ、エル・サルバドルの国境の町『アチャドゥーラ』で一泊することに。



人も良い、飯も美味いと聞いていたエル・サルバドル初日。陸続きの国境の街でそんなに差があるんかいと思っていたが、確かにグアテマラと比べると、人も親切だし、飯も美味い。これで、本来の目的どおり郵送料が安けりゃいいな。ついつい、滞在数時間にして、エル・サルバドルっていいとこだなぁなんて思ってしまう。

単純なやつですいません…


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2007年12月8日(土)
十字架の丘
今日の午前中は、アンティグアの街が一望できる十字架の丘というところへ行ってきた。ただ、ここも昨日のグアテマラシティーに引き続き?犯罪が多いところというか、丘に行く道中で強盗がでるらしく、あまり治安のいい所とはいえない。

そういうこともあってか、ここに関してはアンティグアの観光警察が毎日午前と午後に武装した警官と一緒にその丘へ登るツアーというのを開催してくれている。さすがに、強盗も警官同伴の観光客は襲うことはないだろう。

そういうわけで、今日は昨日みたいな心配をすることもなく安心して観光することができた。

      

         十字架の丘からの風景

今日も無事に観光できて良かったです。


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2007年12月7日(金)
凶悪都市、グアテマラ・シティーへ
グアテマラの首都グアテマラ・シティー。



ここは、中南米でも屈指の凶悪犯罪都市として悪名高いところだ。夜になれば、銃声やら女性の叫び声が毎日のように聞こえてくるらしい。中南米を旅してきた人も、かなりの人がここだけは避けて通るというくらい旅行者が行きたがらない街である。

そんな危険な街なだけに、本来なら自分たちも当然パスして通るところなんだが、どうしても一つだけ行きたいところがあった。『イスチェル・民族衣装博物館』といって、グアテマラの民族衣装が一斉に集められた博物館である。グアテマラに来て、村ごとにデザインが違う民族衣装がおもしろくて、いろんな村を渡り歩いてきた自分たちとしては、ぜひとも行っておきたいところなのだ。場所がグアテマラ・シティーじゃなけりゃ、何のためらいもなく行ってるところだが、不幸にもあるのはグアテマラ・シティー。正直、かなり行こうか行くまいか迷った。

宿やサルサの先生(日本人)に聞いた話だと、白昼路上で拳銃突き付けられて持ち物奪われただの、女性にも関わらず、いきなり路上で前から歩いてきた男に顔面殴られて、倒れた所を身ぐるみはがされただの、まったくもって良い噂を聞かない…当然、みんながみんなそんな目にあってるわけじゃないんだけど、とにかくそんなエピソードを聞けば、尻ごみしてしまうのも無理はないところだ。

こうして、行こうかか行くまいかという葛藤の末、行くことを決めた。ただ、お金は必要最小限、カメラも一眼レフじゃなく予備のコンパクトデジカメにして。

こうして、乗りこんだグアテマラ・シティー。グアテマラ人には申し訳ないが、はっきりいって、どういつもこつも犯罪者に見えてしょうがない。博物館までちょっと歩かないといけなかったんだが、その道中すれ違うやつ全員犯罪者に見えた。背後も5秒おき位にふりかえってたしな。

その甲斐あってか、博物館にも無事に着き、帰りも何事もなく宿まで帰りつくことができた。いや~、なかなかスリルのある一日だった。もう行きたくないぞ、グアテマラ・シティー!

こんな感じで、凶悪都市から無事に帰ってこれたことで満足してしまい、肝心の博物館のほうの話ははおざなりになってしましましたんで、興味がある方は、妻のブログのほうをご覧ください・・・


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2007年12月6日(木)
パカヤ火山
今日は、サルサ教室は行かずにアンティグア近くのパカヤ火山へツアーで行ってきた。グアテマラは火山が多い国で、このパカヤ火山はそのうちのひとつの活火山である。アンティグアから車で1時間くらいと近いのと、間近で溶岩が見れるということで、けっこう人気のあるツアーのようだ。

以前メキシコで知り合った旅仲間がここに行った時の写真を見たら、かなりの近距離で溶岩を眺められるようで、あんまり近すぎると靴の底が溶けてくるから注意した方がいいなんてことまで聞いていた。なかなかスリルがあってよさそうじゃないか。溶岩を間近で眺めるなんてそうそうできることじゃないし、とにかく楽しみだ。こうして、まだ見ぬ溶岩に胸を躍らせながらツアーに参加した次第である。

登山口から溶岩ポイントまでは、だいたい2時間ちょっとの道のりだ。登山口からはまだパカヤ火山の山頂は見えず、ここから1時間くらい行った溶岩原まで行かないと見えないらしい。まあ、たいしてキツイ道のりというわけでもなく、1時間くらいで溶岩原に着いた。おお!確かにパカヤ火山が噴煙を上げているなどと、最初は感心していたが、肝心の赤々と燃える溶岩は見えないぞ…

      

             パカヤ火山

う~ん、なんかもっとこう赤くドロドロした溶岩が山肌を流れているのを想像してたんだが、全然違う。ツアー会社の写真とかで見たやつは、もっと迫力があったのに。まあ、ここからは見るポイントが悪いだけで溶岩が見えないだけだろう。まだ、あと1時間くらい登るわけだし、そこまで行けばきっといい絵が待ってるんだろう。そう、自分で自分を励ましつつ残りの行程を登る。

ここからは、ごつごつとした溶岩原の中を登っていく。確かに、足もとの地面も熱を持っていて熱い。ところどころ、オレンジ色の溶岩が少しだけ岩の隙間から見えたりもしていた。この分だと、上の方では迫力ある溶岩の姿が見れえるんじゃないかと、さっきまでの弱気も吹き飛び、自分の期待通りのイメージに胸を弾ませながら上を目指した。

こうして登ること1時間。ガイドが立ち止まった。ここからは、チョロチョロと溶岩が流れているのが見える程度のところだ。当然、もっと迫力ある溶岩の流出する姿を期待していた自分としては、単なる休憩だろうと思っていた。自分たちが目指すポイントは、もっと上にあるんだろうと。

しかし、ガイドは意外にもここが溶岩が見えるポイントですよと満面の笑みで言ってきた。

えっ!たった、これだけ…

これが、正直な最初の感想だ。しかも、着いた瞬間から霧がかかってきて、何も見えなくなる始末。いったい何しに来たんだよと少々途方に暮れていたら、霧が晴れてきた。霧が晴れると、ちょっとばかし火山が元気に活動し出したのか、溶岩がさっきよりかは流れ出るようになってきた。

      



とまあ、こんな感じで溶岩が流れ出てきました。とりあえず、間近で見れたんで良しとすることにしよう。期待しすぎたのが良くなかったんだろう。なんでもそうだが、期待しすぎるのは良くない。そういうことだ。

旅に出て長いこと経つと、自分の欲する刺激のレベルが高くなってしまってるようだ。旅が日常になって、ちょっとばかし感覚がマヒしてしまってるんだろう。旅に出た最初のころは、見るもの全部新鮮だったけど、今はそんなことないからなあ。あの頃のウブな自分を取り戻したい、そう思った今日のツアーでした。


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2007年12月5日(水)
サルサ教室8日目
今日、観光に行った時にグアテマラの郷土菓子を買ってみたが、どれも吐きそうなくらいに甘い…暴力的な甘さだった。はっきり言って砂糖を固めましたみたいなお菓子で、べたべたに甘い。

こっちに旅行に来て思うが、こっちの人と日本人の甘味に関する味覚は、明らかに違うと思う。こっちは、とにかく甘ければ甘いほどいいみたいだ。日本の和菓子のようなほんのりした甘さなんてものは存在しない。甘さこそが全てと言わんばかりの甘ったるさだ。

そんな甘いお菓子を勢いで3袋も買ってしまったが、当然食いきれるわけないんで、宿のガキンチョにあげることにしよう。グアテマラ人なんで、きっと喜んで食ってくれるだろう。

そして、今日の午後もサルサレッスンという流れ。毎日夫婦2人で汗水たらして練習に励んでおります。


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2007年12月4日(火)
サルサ教室7日目
今日の午前中は近くのサンアントニオ・アグアス・カリエンテスという村へ市見学。ただ市があってると思ったが、アンティグアから近いということもあって、ここでは市はやっておらず肩透かしを食らう。当然、買い物に来るおばちゃんもいないから写真もなかなか撮れなかった。数少ないウイピル(民族衣装)を着たおばちゃんを写真に収め、アンティグアに戻る。

アンティグアに戻り、昼飯の材料を買いに市場に行くと、こっちにたくさんサンアントニオのおばちゃんがいた。わざわざ、村まで行く必要もなかったという感じだった…

そんな感じで、午前中の観光をすませ、午後からはサルサレッスンへ。今日もみっちりしごかれてきました。


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2007年12月3日(月)
サルサ教室6日目
市に行く予定が寝坊…朝の10時頃起きる。そういうことで、今日の午前中はゆっくりしつつも宿の部屋でサルサの練習。昨日、サルサバーに行って二人で踊ってみたけど、スペースが狭かったり、音楽のテンポが早かったりと、なかなか思うようには踊れなかった…そのリベンジを次回果たすべく、練習に励んでおりました。

ただ今日からは、レッスンも2時間じゃなく1時間にすることに。とりあえず基本は学んだし、2時間のレッスンはけっこう疲れるんで。それに、早く行って練習したり、居残りレッスンはフリーでタダだし。

こんな感じで、今週もサルサ頑張りやす。


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2007年12月2日(日)
サルサ教室5日目
そういえば、気がつけば昨日から師走。2007年も暮れようとしているというのに、まだ3カ国目のグアテマラに滞在中の俺ら夫婦。少しは急げよと、ツッコミを入れられてもおかしくないこの状況の中、ここアンティグアで腰を据えてサルサレッスンに励んでおります…

そして、その5日間のサルサレッスンも今日で終了。10時間しか習ってないんで、まあサルサのさわりの部分を習って終わったという感じ。なんとなく、これからもっと楽しくなってくるんじゃないかなというのが、俺ら夫婦のレッスン終了後の感想。

ということで、サルサのレッスンを延長して続けることにいたしました。もうちょっとアンティグアにいて、サルサを頑張ってみることに。

こうして、なかなか先に進めないでいる自分たち二人なのでした…


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2007年12月1日(土)
サルサ教室4日目
ここんとこ毎日、午前中はアンティグア周辺の市見学に行き、午後からはサルサ教室。そして、夜は宿でサルサの練習。

さすがに疲れがたまってきたんで、今日の午前は出かけずに、サルサの練習で汗まみれになった洋服を洗濯。練習で汚れた服を洗う。なんか、合宿をしてるような気分だ。

午後からはいつものようにレッスン。初日と比べると、だいぶましにはなったが、まだまだ綺麗には踊れない…先生と同じようにやってるつもりだが、なかなか同じようにはいかない…

とりあえず、基本技だけでもここでマスターしていきたいものだ。ということで、今日も宿の部屋で練習に励んでおります。


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