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2008年3月31日(月)
今日もロブスター
今日は、昨日泥まみれになった服を洗濯したあとは、のんびり。

昨日宿のおっちゃんが言ってた通り、昼飯に茹でロブスターをご飯にのっけたどんぶりを御馳走になった。昨日の生ロブスターと違って、これも美味かった!

イサベラ島の人はあまり観光客慣れしてなくて、まだ素朴な島民っぽさが残っているだけに、あんまりせこせこしてない。だから、獲れたロブスターも宿泊客に気前よくタダで振舞ってくれたんかな。

正直、サンタ・クルス島はちょっとツーリスティックな感じがしただけに、ここイサベラ島はあまりそういうところがなくて気にいっている。


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2008年3月30日(日)
ロブスター
ガラパゴス諸島は、火山でできた島々で、ここイサベラ島には世界で2番目に大きい火口がある。(ちなみに、1番目は確かアフリカのタンザニアかどっかだったと思う。)

その火口まで、乗馬もしくは徒歩で行くツアーがあって、せっかくなんで馬に乗って行くかということで、乗馬ツアーに行ってきた。ツアーの詳細のほうは、嫁さんのブログのほうでも見といてください。

ツアーの途中で、どしゃぶりの雨に遭い、ずぶぬれで宿に帰って来てから、シャワーを浴び外で日向ぼっこしてたら、宿のおじちゃんがボールにてんこ盛りのロブスターを持って帰ってきた。





すごい量のロブスター!こんだけの量、日本で買ったら何万ってするはず。

こんなにたくさんのロブスターどうしたんか聞いたら、素潜りで獲ってきたらしい。素潜りでこんだけ獲れるんやったら、明日俺も連れてけと頼んだが、波も高い所で危ないから駄目だと断られてしまった。毎食、ロブスター三昧の生活を想像してたのに…夢破れたり

でも、おじちゃん良い人で、このあと獲れたての特大ロブスターを生のまま2匹俺らにくれた。

感激!こんなのレストランで食ったら、おそらく何十ドルってかかるやろうに、それを惜し気もなく2匹もくれるなんて。この宿にして正解やった。

醤油はないんでレモン汁で食ったけど、獲れたてのピチピチなんでこの上なく美味かった!しかも、でかいから1匹でもかなりお腹いっぱい。

しかも、食後にフルーツまで振舞ってくれるし、なんと明日の昼は、ボイルしたロブスターを今度は食わせてくれるらしい。

何となく決めた宿だったけど、こんなおまけが付いてくるなんて、ほんとラッキーやったな。


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2008年3月29日(土)
フラミンゴ
動物の楽園と言われるガラパゴス諸島。当然、いろんな動物がいるわけだが、今いるイサベラ島にはフラミンゴがいるらしい。しかも、泊まっている宿のすぐ裏の池で見れるようだ。

フラミンゴは昼間はどっかに行ってることが多いらしく、朝と夕方がよく見れるということで、まずは朝行ってみた。

     

           朝のフラミンゴ

とりあえず、1匹だけフラミンゴがいた。ちょっと来るのが遅かったかな。もうどっかに出かけてしまったんだろう。まあ、夕方にはフラミンゴも帰って来てたくさんいるだろう。そう考えて、また夕方来ることにした。

そして、夕方になり今度はフラミンゴも増えてるだろうと思って、もう一度池にやってきた。

      

しかし、いたのはまた1匹だけ…しかも、朝見たときと同じ場所にいる。微妙に姿勢だけは変わってるが、このフラミンゴは1日中じっとあそこにいたんだろうか?いや、ひょっとしたらあのフラミンゴは客寄せ用の動く置物だったりして。そんな疑問すら浮かんできた。

もし、あのフラミンゴが朝と一緒のやつだったとしたら、やつはいったい今日一日あの場でじっと何をしてたんやろう?

フラミンゴってひまじんなやつやな・・・


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2008年3月28日(金)
イサベラ島へ
昼飯を食ってたら、2日前に会った韓国人のお兄ちゃんにまた会い、そのお兄ちゃんに昼飯を奢ってもらう。ラッキーだったけど、俺らが貧乏そうにでも見えたんだろうか・・・

その後、午後2時発のスピードボートでイサベラ島へ移動。



船はかなり揺れ、嫁さんは船酔いが辛そう。俺の隣に座ってた幼い男の子の兄弟も2人共吐いてた。お父さんが介抱してたが、吐物の入ったビニール袋が破れ、床に撒き散らした挙句に自分にもかかって、余計に自体を悪化させて、慌てふためいていた。

荒波に揉まれて、2時間かかってイサベラ島のプエルト・ビジャミルに到着。この島は、道も舗装されておらず白い砂の道がきれい。観光客もそんなに多くないせいか、島の人も素朴でいい感じ。

宿も新築のきれいで広い部屋が見つかったし、のんびりできそう。


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2008年3月27日(木)
遭難しかけたよ…
今日は、エル・チャトという野生のガラパゴスゾウガメが見れる森というかジャングルに行ってきた。

森の中には、一応トレイル用のコースみたいなやつもあって、矢印の書かれた標識で案内されてはいるが、これがでたらめだったのか、知らないうちに迷っていたらしく、あやうく遭難しかけるところだった…危ねぇ。こんなとこで、遭難して死んだなんてシャレにもならねぇぞ。

幸い偶然にも、森の中でガイド付きのツアーに遭遇。そのガイドがいい人で、ガイドなしでうろうろ森の中をするのは危ないから俺らに付いて来いと言ってくれる。こうして、無事に保護された自分たちは、ただでツアーに参加させてもらったあげく、遭難も回避することができ、本当に良かった。

最後は、ツアー用の車で町まで送ってもらった挙句に、お菓子まで恵んでもらい至れり尽くせり。

とにかく、無事に町まで戻ってこれて一安心。


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2008年3月26日(水)
ガラパゴスのお医者さん
午前中、シュノーケルに行った時のこと。

荷物もあるんで、嫁さんと交代で荷物番をして待ってたら、泳ぎ終えて休憩してるおじさんに話しかけられた。おじさんと話をしているうちに、実はおじさんは医者らしく、ここガラパゴスの病院で働いてるらしい。

こんな午前中に来て、のんびりシュノーケリングなんてやってるんだから、当然、今日は仕事が休みかと聞くと、昼から仕事なんで、その前にひと泳ぎしに来たと言っている。

じゃあ、今日は午前中だけ休みだったかと聞けば、違うらしい。毎日仕事は午後の1時から5時まで。それも月〜金の平日だけで土・日は休みだと言っていた。

日本では考えられないような勤務体制…こんなんで、島の医療体制はは大丈夫なんだろうか?と少し心配になってくる。

おじさんとの話の流れで、午後から働いているという病院見学に行くことに。確かに、おじさん、ちゃんとここで医者として働いてるようだ。別に、疑ってたわけじゃないけど。

そして、基本的に待ち合わせの時間など守らないラティーのだが、仕事の終了時間はきっちり守るようで、きっちり5時に仕事を終えたおじさんと軽く飲みに行くことに。

飲みに行く途中で、いきなりアメリカ人の若者5人組に話しかけられる。どうやら、おじさんと知り合いのようだ。

なんと、このおじさんと若者達がガラパゴスに来る飛行機が一緒で、その時の機内で呼吸困難を起こしたアメリカ人をおじさんが助けたらしい。しきりに、若者らはこのおじさんに感謝していた。

なんかドラマとかでよくあるような展開だが、やるなぁ、おじさん。やっぱり、お医者さんだったんや。そうと、知るとなんかおじさんがかっこよく見えてきた(笑)。

飲み屋で話を聞くと、おじさんは、アルゼンチン・フランスに留学経験があり、最近8年間いたフランスから帰国して、ガラパゴスの病院で働き始めたらしい。のんびりしたくてガラパゴスに来たらしいが、勤務時間が1日4時間だけじゃあまりに暇なんで、ダンスか英語でも習いたいと言ってた。確かに、4時間しか働かなくていいんなら暇だろう…

とまあ、ひょんなことからガラパゴスで働くお医者さんと知り合いになったが、島同様、病院での仕事ものんびりしてるようだ。


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2008年3月25日(火)
物価の高いガラパゴス
本当は、今日もダイビングする予定にしてたけど、昨日で充分見たいものは見れたし、波が荒くて嫁さんが船酔いがしんどいのもあるから、ダイビングはキャンセル。ダイビング代も、2本で120ドルとかなり高いし…

ダイビング代もさることながら、ここガラパゴスの物価はやはり本土と比べたら、すこぶる高い。基本的に本土の2倍くらい。何をするにも基本的にお金がかかる。だいたい、島に入るのに入島料100ドルとか破格の値段を払わないといけない!しかも今年になってから、入島カードかなんか知らないが、島にいる間はそのカードを携帯しとかなきゃいけないらしく、それに10ドル払わされる。だから、事実上110ドルに値上げされたようなもんだ。

でも、そんな入島料も近々300ドルに値上げされるとかいう話らしいから怖ろしい…

少なくとも、今が1j100円切るような円高で助かった。円高万歳!


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2008年3月24日(月)
ガラパゴスでダイビング
今日は、ガラパゴスで楽しみにしていたダイビング。ガラパゴスは、大物が見れることで有名。ハンマーヘッドシャーク、ガラパゴスシャーク、ウミガメ、マンタ、エイ等ととにかくいろんな大物が一時に見れるというんだからたまんない。まあ、もちろん相手は自然の生き物だから、見れるか見れないかは運もあるんだけど。

朝早くダイブショップに集合。ボートに乗り込み1時間ほど揺られ、プラサ島というとろに到着。ここで、チェックダイブを受ける。もちろん、みんなマスク・クリアーもレギュレーターリカバリーもばっちり合格。

そして、いよいよポイントのゴードン・ロックへ。ガラパゴスは南極の方から上がってくるフンボルト海流の影響で、水温がかなり低いと聞いてたんで、今回は7mmのウエットスーツに、頭にはフードも装着し、完全装備で潜ることにした。これで寒けりゃしゃあないとあきらめもつくだろう。

潜ってちょっとしたら、いきなりハンマーヘッドの登場!おぉ〜、まじで頭がハンマーみたいになってるよ!

なかなか幸先のいいスタートだなどと喜びに浸っていたら、その後も海ガメ、アシカ、エイ、マンタ、ガラパゴスシャーク、と出るわ出るわの大物君達。ぼーっとしてる暇もないくらい、夢中でいろんな魚たちを追っかけてたら、50分とかあっという間だった。

昼食挟んだ2本目も、ポイントは同じゴードンロック。2本目も1本目同様、大物がばっちり見れて興奮しまくり!

心配してた水温も、今は水温が一番高い時期らしくて全然問題なかった。

今日のダイブは、アドレナリンでまくりの大満足ダイブでございました。


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2008年3月23日(日)
ガラパゴス諸島到着
予定通り、朝7時半の飛行機に乗ってガラパゴス諸島へと飛び立つ。





ガラパゴス諸島は、エクアドル本土から西へ1000キロくらい離れたところに浮かぶ太平洋上の島々。ここには、固有の動植物がたくさんいて、有名なダーウィンの『種の起源』もここでの調査が基となって書かれている。

そんな有名なガラパゴス諸島を、今日から2週間ちょっとかけて堪能するべくやってきた。

飛行機が降り立ったのは、バルトラ島というガラパゴスの玄関口となる島。といっても、ここには飛行場しかない何もない島。

飛行機が無事に着陸し、タラップを降りて空港の小さな建物の方へ歩いていると、いきなりガラパゴス陸イグアナのお出迎え!



          ガラパゴス陸イグアナ

この時は、空港の辺りをうろちょろしてるくらいだから、そんなに珍しいもんじゃないかと思ってた。でも、あとから分かったんだが、この陸イグアナかなり数が減ってきてるらしく、野生の陸イグアナはなかなか見れないらしい。いきなり見れてラッキー!

空港で荷物を受け取り、サンタ・クルス島観光の起点となるプエルト・アヨラまでバスと渡し船で移動。

バルトラ島からサンタ・クルス島への渡し船を待っていたら、今度はおもしろい鳥が出現。きれいな水色の足を持ったアオアシカツオトリだ。



           アオアシカツオトリ

写真のように、足がきれいな水色をした鳥。なんで、こんな色の足になったんやろか?

とまあ、着いてそうそうガラパゴスにしかいないという固有の動物を見てテンションも自然と上がってくる。

ガラパゴス固有のいろんな動植物を、心行くまで堪能するでぇ〜!

とりあえず、今日のところはここまで。


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2008年3月22日(土)
日本食で英気を養う
昨日、延期したばかりのガラパゴス行きのチケット。ただ、キトでだらだらしてても時間がもったいないんで、明日の席が取れたらそれで行くかということに。宿のすぐ近くにエアーのオフィスがあったんで、明日のフライト予約できますかと聞いたら、あっさり予約OK!

いや〜、それにしても昨日キャンセルして、また今日予約行って明日の便が予約できるとはねぇ。今は一応ハイシーズンとか聞いてたのに、あんまりガラパゴスに行く人いなくて、飛行機ガラガラなんとちがうかなぁと思えてくる。

なにはともあれ、紆余曲折を経て(笑)、これで明日からガラパゴスに行けるようになったんで、一応一件落着。

そして、無事にチケットも予約できたということと、気分のリフレッシュという意味も兼ねて、今日の昼は宿のすぐ近くの5つ星ホテルの日本食レストランに行ってきた。この日本食レストランでは、毎週土曜日の昼は20ドルで日本食食べ放題!味も日本人の料理長がいるだけあって本格的。

刺身、寿司、鉄板焼き、焼き鳥、から揚げ、味噌汁、吸い物と、とりあえずメニューをひと通り片っ端から、お腹が暴発寸前まで食ってきた。あぁ〜、やっぱ日本食最高やぁ〜!身も心も満たされたでぇ〜!

こうして、明日からのガラパゴスに向けての英気も養い、明日こそはガラパゴスに行くぞ!と息まくのであった。


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2008年3月21日(金)
ガラパゴス行き延期・・・
朝の5時起床。というのも、今日からガラパゴス諸島に行くことになっており、朝7時半発の飛行機に乗らないといけないからだ。

嫁さんの部屋に行って、ドアをノックするが反応なし。ガンガンと今度は強くドアをノックすると返事が。

「ガラパゴスには行かないから・・・」

そう一言だけ返事があったきり、あとは何の反応もなし…

やはり、そうきたか…

チケットは1年オープンのチケットなんで、空港のチケットオフィスで日付の変更をしに、とりあえず1人で行くことにした。

タクシーで空港までぶっ飛ばし、航空会社のオフィスで今日のフライトを変更できるか尋ねると、あっさり変更できてしまった。しかも、日程も今決めずに後日決まってから、電話なりオフィスに来て、希望の日程を予約すればいいとのこと。

もし何かごちゃごちゃ言われたら、日本の家族がちょっと…だとかなんとかごまかそうかとも考えていたのに、あまりの簡単さに拍子ぬけしてしまった。

こうして、朝の7時には宿に戻ってこれた。昨日の夜は、隣の部屋で朝まで飲み会やってて、うるさくて眠れず、また少し体調が良くない感じなんで寝る。

その後、嫁さんがもう日本に帰ると言ったりと、すったもんだがいろいろありましたが、お互い話し合って落ち着きを取り戻し、宿も旧市街から新市街に移り、心機一転、日を改めてガラパゴスに行くこととなったのでした。


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2008年3月20日(木)
こんなときに…
夜、嫁さんと些細なことで喧嘩になる…嫁さんは明日からのガラパゴスも行かないと言っている…

チケットは、一応1年オープンなんで往路・複路とも日程の変更は可能だから、最悪の場合は朝市で空港に行って、日程の変更をするしかあるまい。

それにしても、よりによってこんな時に喧嘩してしまうとは…いかんなぁ。


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2008年3月19日(水)
休養日
昨日の熱も朝起きたら下がってたが、病み上がりなんで、一応今日も宿でゆっくりと体を休めてた。この感じなら、明後日のガラパゴス行きも大丈夫だろう。


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2008年3月18日(火)
発熱
昼過ぎから、なんか体がだるいと思っていたら、38度5分の熱が…昨日日が暮れまでいたカフェが寒くて、体が冷えたからだろう。

なんか温かいもんでも食って寝ようと思い、中華料理屋のワンタンスープを食って寝る。

金曜日からガラパゴス行きなんで、それまでには治さねば。


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2008年3月17日(月)
標高高くて…
今いるキトの標高は2800mくらい。そのため、赤道直下なのに昼でも涼しいし、夜は寒い。あと、標高高いんでご飯炊いてもなかなか火が通らなくて硬いし、パスタも芯まで火が通らなくて困ってます…


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2008年3月16日(日)
再会
昨日の夕方、観光から帰ってきたら、宿に見覚えのある顔が。メキシコやグアテマラで何度か一緒になったT君じゃないか!グアテマラ以来、約5か月ぶりに再会。まさか、こんなところでまた会えるとは!

今夜は、再会を祝して乾杯。楽しい夜となりやした。


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2008年3月15日(土)
コソ泥
宿に泊まってる日本人の人達とキトからバスで2時間くらいのオタバロというところまで、みんなで市の見学に行ってきた。

朝早く起きバスターミナルまで行って、オタバロ行きのバスに乗り込んだところ、バスの中にはおっさんが一人だけだった。客とばかり思っていたおっさんが、俺らが乗ってきたら、ここに座れと指示してくるんで、車掌かなと思う。

そして、俺らが席に着くと、やたらと手荷物のリュックを上の荷棚スペースに置けとしつこく言ってくる。というより、強引にリュックを手に取って上に乗せようとしてくる。

俺のリュックは、カメラ・水・服とかいろいろ詰めてきたんで、このバスの狭い荷棚スペースには入らないのが一目瞭然だし、大体カメラの入ったバックを荷棚スペースに置いておくほど間抜けではない。何回もリュックは膝の上に置いとくからいいと断るのに、しつこく上に乗せろと勝手にリュックを乗せようとする。

その手口なら、以前ペルーに行った時にもやられそうになったから知ってるんだよ。どうせこいつは、そんな親切を装って、俺らが気づかないうちに荷棚のリュックをパクっていくのが狙いのコソ泥だろう。

最初からコソ泥だと分ってたから、こっちもあまり相手にせずに軽くあしらっていたが、あんまりしつこいんで、最後は、「うるさい、もうあっちに行け!」と言うと、渋々後ろの方の席に行っていた。

そして、乗客が集まってバスが出発しかけた頃に、客のはずのこのおやじは、バスをそそくさと降りて行った。きっと、俺らをカモにしようとでも思ってたんだろうが、当てがはずれて残念やったね(笑)。次の獲物でも狙って、別のバスにでも行って下さい。


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2008年3月14日(金)
ラッキー!
ガラパゴス諸島行きの飛行機チケットを買いに、新市街の航空会社のオフィスへ。実は昨日も行ったんだが、予約の途中でシステムがダウンしたとかで、また明日来いと言われ、今日も来たというわけだ。

ガラパゴス行きの飛行機は、29歳以下は学割が効いて、国際学生証を提示すれば15%オフとなる。今はオンシーズンで外国人は往復400ドルちょいするのが、学割だと340ドルくらいになる。自分は、先日三十路を迎えてしまい、残念ながら学割は適用されない。一応、昨日嫁さんのとあわせて学生証を提示したら、俺は29歳以下じゃないからダメと言われた。

ただ、昨日と違うスタッフの人が対応しているということもあって、今日もダメもとで学生証を提示したら、学生証をちらと見ただけで、年齢確認などされず、あっさり俺も学生料金でチケットが買えてしまった!

ラッキー!60ドルも得してしまった!

対応する人によって、チェックが厳しかったり甘かったりと対応が違うことがこっちじゃ良くあるんで、もしかしたらと思ってやってみたが、やってみて良かった。

そういう対応のいい加減なところが、いかにもラテンだなあとあらためて実感。

それにしても、今日はついてる日だったぜ!


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2008年3月13日(木)
安宿かつドロボウ宿
昨日から、キトの旧市街の方に泊まっている。ここには、南米一安いと言われる日本人バックパッカーの常宿があって、なんとシングル1泊3ドル、ダブル4ドルという安さ。(1月までは、2.5ドルと3.5ドル。)昨日来たら、ダブルの部屋が空いてなかった。しかたなくシングルに二人で泊まろうかとも思ったが、従業員にシングル2部屋でもたった6ドルだから、2部屋借りたらと言われ、他の宿じゃドミでも1人6,7ドルはすることを考えたら、それも悪くないかということで、2部屋借りることにした。

いつも一緒にいる嫁さんのいないシングル部屋。なんだか、ちいとばかし新鮮な感じ(笑)。

ただ、ここは安いことでも有名だが、泥棒宿としても有名な宿でもある。ちょっと2〜3分部屋を離れている間に物を盗られただの、部屋に鍵かけずに昼寝してたら、知らない誰かが勝手に部屋に入って来ていて荷物あさられていたただの、夜起きたら窓から誰かが侵入してただの、いろいろと良からぬ噂を中米にいる時から耳にしていた。

まあ、それでも泊まるのはその安さゆえ。とりあえず、こっちがスキを見せず厳重に戸締まりさえしてれば、被害にあうこともないようなので、いつにもまして荷物の管理には気を使っている。とりあえず、部屋の鍵は当然自前の南京錠。というより、この宿でもらった南京錠だが、俺の何個か持ってるどの南京錠の鍵を差し込んでも開いてしまう…本当に差し込むだけで、回しもしないうちに開いてしまうんだから、もはや鍵の用をなしていない。

部屋にいても、誰かがドアをそっと開けてのぞいて行くし、油断したらやられそうな雰囲気満々といったところか。

そんな宿泊まらなきゃいいのにとも言われそうだが、その安さといろいろと旅の情報が手に入ること、あと被害にあいさえしなけりゃ、居心地いい宿なんで泊まっちゃうんだなあというのが、泊まった人達の話。

自分らも、泥棒の餌食にならぬよう戸締まりだけには注意しなくては。


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2008年3月12日(水)
コロンビアの感想
今日の午前中、無事にコロンビアを抜けエクアドルに入国。コロンビアから出る時の荷物チェックは厳しいと聞いている。インドでは、2回ほど出国に手間取ったこともあり、またあの時みたいに面倒くさいことになるのは避けたいところだ。あの時は、インドの飛行機を撃ち落としたパキスタンのテロリストに似てるだとか言って、さんざん質問されたからな…

しかし、蓋を開けてみると荷物チェックもなく国境をあっさりスルー。まあ、身なりのきちんとしたこの俺が麻薬の運び人なんかと間違えられるなんてことはないだろうから、当然の結果と言えばそれまでだが。

こうしてバスを乗り継ぎ、夕方エクアドルの首都キトに到着。



ちなみに、今日から赤道をまたいで南半球に突入。北半球の旅も長かったなぁ。

そういえば、あれだけ初めは警戒してたコロンビアにも3週間いたことになる。そして、滞在を終えての今の感想としては、コロンビアは楽しくていい!日本にいると、いろいろと良からぬ噂の方が多くて、行くのに尻ごみしてしまうが、常識を持って行動してる分には、危険な目に遭うことはそうそうないと思う。

世界的に有名な観光スポットはないが、それでもいろいろと見どころはあって楽しめる。コーヒーは、当然のことながら美味しいし、美人も多いし、カジノも多い。(これは、世界中のカジノで遊んできた人が言ってた。)葉っぱも、もちろんあるし。

『飲む・買う・打つ』の3拍子そろった遊び人も満足させてくれる国でもある。(まあ、飲むの意味がちょっと違うが、お酒飲める店もたくさんあるんで大丈夫。)

真面目な旅行者から遊び人まで、幅広く楽しませてくれる国コロンビア。ぜひ、あなたもおこしになってみてはいかが!?


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2008年3月11日(火)
ラス・ラハスの教会
昨日はイピアレスを素通りして、そのままエクアドルに行っても良かったんだが、ここにラス・ラハスの教会というのがあって、おすすめだと聞いていたので観に行ってきた。

この教会は何が凄いかというと、川の上50mの橋の上に立っているのだ。

       

            ラス・ラハスの教会

なんでまた、場所が他にないというわけでもないのに、こんな落ち込んだ谷の橋の上に教会を建てたかというと、理由は俺も良く分からない…

理由はともかく、この立地条件と相まって雰囲気のあるなかなか素敵な教会だった。


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2008年3月10日(月)
イピアレスへ移動
国境の町イピアレスまで移動。

 

ちょうど、アンデス山脈に沿って走るルートだったんで、車窓から見える山の景色がきれいだった。

 

            車窓からの眺め


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2008年3月9日(日)
店が開いてない
朝のバスに乗り、昼過ぎにサン・アグスティンから再びポパヤンに戻ってきた。

 

宿に着いて、昼飯も食ってなくて腹が減ったから、なんか食いに行こうと町に出た。しかし、全く店が開いていない…

宿の近くには、けっこう食堂があるんだが、今日は日曜日だからか全部閉まってる。どっか1軒くらいは店開いてるだろうとうろうろしたが、ほんとにどこも開いてない。ここポパヤンは、べつに田舎でも何でもなく、むしろ大きな町と言ってもいいくらいのところなのに。おまけに通りを歩いてる人もほとんどいないし、車もほとんど走ってないわで、なんかゴーストタウンのような雰囲気さえ感じさせる人のいなさっぷりだった。

結局、昼はコロンビアのスタバみたいなチェーンのコーヒー店でコーヒーとケーキを食い、夜は唯一開いていたパン屋で買ったパンを食いと、力の出ない食事内容となってしまった。

みんな、日曜は家に完全に引きこもって休息してるんだろうか?それでも、外にちょっと買い物に出かけたり、食事に出たりする人がいてもよさそうなもんだが、おそらくこの町では日曜に出かける人はいないんだろう。そう思わずにはいられないくらい平日と休日のギャップがあった。

日本だと休日と言えば、飲食店なんかかき入れどきで、閉めたりすることなんてありえないのに。なんか、習慣の違いを感じる一日だった。


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2008年3月8日(土)
ジープツアー
今日はジープツアーに参加。昨日の乗馬ツアーとセットで申し込んだから、昨日と一緒のツアー会社。朝、事務所に行ったら、昨日連行されたお姉ちゃんも無事に釈放?されたようで事務所にいた。よかった、よかった。

ジープツアーは、滝や川なんかに連れて行ってもらい楽しかった。それよりも最期に、思いっきりタイヤが溝にはまり込んで立ち往生した…最期は、男5人で担ぎあげてなんとか穴から脱出。

 

          はまり込んだジープ

最初は、石や木なんかをタイヤの下に置いて脱出を試みていたけど全然だめ…結局は、近所のおじさんなんかに手伝ってもらって持ち上げたわけだが、意外に車って簡単に持ち上がるもんだな。

おわり。


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2008年3月7日(金)
値切りすぎた?
ここサンアグスティンには、プレ・コロンビア時代だかなんだかの遺跡がある。ただ、この遺跡がかなり広い範囲に点在していることと、車でアクセスできないようなところにあったりすることもあって、ガイドと一緒に乗馬ツアーでこの遺跡を訪れるのが1番ポピュラーな手段でもあり、またこの町の観光の目玉みたいにもなっている。

当然、自分たちもその乗馬ツアーで今日の朝から遺跡見学に行ってきた。ツアーは昨日町の旅行会社で申し込んでおいた。

ツアーは、俺ら夫婦2人とガイドのあわせて3人と聞いており、今日の朝、旅行会社に行ってガイドが来るのを待っていたら、やって来たのは、昨日ツアーの申し込みをした時に担当してくれた旅行会社の娘だった。

その時は、彼女は乗馬ツアーのガイド資格も持ってるんだなと思っていた。が、しかし実は彼女は資格を持っていなかった。

なんでそれが分かったかというと、ツアー開始早々に、路上でパトカーに停馬(?)を命じられ、彼女がガイドの免許は持ってるかと訊かれて、持ってませんとなり、無資格でツアーを催行しようとしたということで、彼女はあえなく御用となってしまったからだ。

きっと、彼女は少しでも経費を浮かそうと、ガイドを雇わずに自分がガイドすることにしたんだろう。が、結局それが裏目に出てしまった…

う〜ん、今思えば、昨日ツアー申し込む時に値切りすぎたかなぁ。彼女が押しに弱いこともあってか、(商売人としては致命的かもしれないが…)他に別のところで2軒ほど聞いた値段よりも、3割くらい値切り倒したからなぁ。

きっと、自分がガイドすれば採算が採れると計算した上での値切りだったんだろうけど、結局彼女がいなくなるってことで、別のガイドを急遽応援に呼ぶ結果になってしまう。そのせいで、赤字になってなけりゃいいが…

こうして彼女なきあと、ピンチヒッターのガイドとともに無事ツアーは再開されたわけだが、ちょっぴり、無理をしていた彼女に申し訳ないことしたかなという気が、その時だけはしないでもなかったような…でも、すぐに忘れてその後ツアーを楽しんでたんだけどね(笑)。

きっと彼女もこれに懲りて、もう今後一切値引きには応じないと固く心に誓ったことでしょう(笑)。

      

            取り調べ中

                   
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2008年3月6日(木)
ハードな移動
今日の移動は、なかなかハードだった…

ポパヤンから直線距離だと100キロも離れていないサン・アグスティンというところに行ったんだが、そこまでの道のりほぼ全部未舗装のデコボコ道。

 

途中、何度かケツが浮き上がるくらい揺れまくってた。しかも、途中でトラックが荷崩れを起こしていたため、バスが先へ進めず2時間ほど山の中で足止め。やっと動きだしたかと思えば、このルートはゲリラ支配地域ということもあってか、今度は警察による検問。

とにかく、いろいろと障害の多い移動で、サン・アグスティンに到着するまでに9時間以上かかった。

今日の移動は、久々に少々ハードだった…

ハードで思い出したが、芸人のハード・ゲイはまだ日本で生き残っているんだろうか?どうでもいいが、ふと今思い出したもんで。


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2008年3月5日(水)
三大美果
今日、街中でリヤカーいっぱいにチリモヤとかいう果物を売ってるン兄ちゃんがいたんで、なんとなく美味そうだったんで買ってみた。



            これがチリモヤ

見た目はごつごつしたサボテンみたいな感じで、割ると中に種と白い実があって、この白い実を食べるんだけど、とろりとした食感で甘くて美味い。

あとで、嫁さんがネットでこのチリモヤについて調べたら、世界三大美果の一つで、中南米辺りで採れる果物らしい。全然知らずに何気なく買ったんだが、三大美果と分かるとなんだかますます美味しく感じるのは、気のせいだろうか(笑)。

ちなみに、これ日本で買うと1個1500円位とのこと。高過ぎ!コロンビアでも、他の果物と比べたらかなり高いけど、それでも1個50円位。

このチリモヤ、コロンビアいる間にできるだけ食べとこう。日本じゃ高くて食えないし。


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2008年3月4日(火)
陽気なインディヘナ
グアテマラでよく見に行ったインディヘナ(先住民)の市が、ポパヤン近くのシルビアというところでも毎週火曜にやってるということで行ってきた。南米初の定期市巡りということで、どんな民族衣装が見れるかちょっと楽しみだった。

ここの民族衣装は、なんか魔法使いみたいでかわいい。

      

男は黒い上着に下は青い布、逆に女は青い上着に下は黒い布。靴はみんな同じようなブーツを履いてた。

      

           子供も着てる

衣装も良かったが、ここの人達はみんな陽気で明るいのが印象的だった。グアテマラの時は、市に行って笑顔で話しかけられるなんてことはあんまりなかったが、こっちの人はどこから来たんだとかいろいろと話しかけてきてくれた。最初から、チーノと言われないのも良かった。

「どこから来たんだ?ハポンか!トヨタ、カワサキ、ホンダの国だな。」

意外にも、ちゃんと日本の事とか知ってて話していて面白かった。

同じインディヘナだけど、コロンビアの方が陽気で接しやすい。やっぱり、同じインディヘナでもお国柄というのがあるようだ。

陽気なインディヘナ、ちょっと今までと違って良かった。


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2008年3月3日(月)
印象変わってきたな
昨日の夜行バスで、ボゴタ、カリ、と乗り継いでポパヤンまで移動。



カリに朝着いて、ここからポパヤン行きのバスに乗り換えて出発を待っていたら、日本人の俺らが珍しいのか、やたらといろんな人が話しかけてくる。みんな日本に興味があるようで、日本のいろんなことを聞いてくる。おまけに、嫁さんがコロンビアコーヒーが好きかと聞かれて好きだと答えたら、飲みかけではあったが、コーヒーまで御馳走してくれた。

コロンビアは人がいいとは聞いていたが、今となっては、その意味が分かる気がする。(別に、コーヒーくれたからってわけじゃないよ…)

みんな陽気で明るいし、旅行者の俺たちに優しく接してくれるし。

悪い印象ばっかり持ってたコロンビアのイメージがどんどん変わっていく今日この頃。最後に落とし穴が待ってなければいいけど。


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2008年3月2日(日)
三十路
え〜、僭越ながら私、本日めでたく三十路を迎えることとなりました。子供のころ、自分が30歳のころはきっとバリバリ働いてるんだろうなと想像しておりましたが、まさか無職で中南米旅行中とは…

想像力豊かな少年だったこの僕でも、この展開は予想外でございました。

30にもなってフラフラしてからにとお叱りを受けそうなところでしょうが…すいません…


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2008年3月1日(土)
ビジャ・デ・レイバ
ボゴタからバスで北へ4時間くらいのビジャ・デ・レイバという所へ移動。



今日は、移動だけで特に何もなし。


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